ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅴ】6

ーラスタ・ラヴ(3/16/夜)-

悠「最近青眼の文字見ると切れそうになる。」

ともき「何でだよ…」

悠「リンクスでバリバリ青眼に当たるんだ…。」

悠「因果切断と白石がホント嫌。」

福太郎「神経と精神を確実に削っていくもの。それがカードゲーム」

京「恐ろしいんだな、カードって」

悠「カードは恐ろしいぞ。気がつくと借金まみれになったりするし」

ともき「違うカードだな」

悠「リボ払いがお得に騙されるな!!」

ともき「騙してるわけではないだろ。」

摩耶「使い方次第なんだけどね。」

マリア「でも借金は怖いですよ?借金は……怖いですよ?!」

悠「説得力の塊だな」

京「リボ払いって己はよく分からない。」

悠「リボ払いってのは、リボルビング払いの略だ」

ともき「そういう事が分からないわけじゃないだろ。」

悠「端的に言えば欧米で一般的に利用されているクレジットカードの支払方法だ。近年は日本でもリボ払いを活用する人が増えてきて、テレビCMなどで目にする機会も増えてきてる。」

京「うん、よく見る。」

悠「リボ払いのしくみは、毎月の支払額を一定の金額に固定して、金利とともに返済していく。」

京「分割とは違うの?」

摩耶「分割は支払回数を決めて支払う仕組みだね。」

悠「リボ払いは、1回払いや分割払いとは異なってて、高額商品を購入した場合でも、毎月の返済額は一定になるから、手もとにまとまった金がない場合でも支払いができるという特徴がある。」

京「へー」

金剛「はーん、そういう違いか」

マリア「金剛さんも知らなかったんですか」

金剛「そもそもそんな高いもん買わねぇし、必要なモンは支給されるし」

京「じゃあ、リボ払いの方がいいんだ」

悠「ただし、利息が発生する。リボ払いを利用しすぎると、支払い総額が高額になるケースがある。」

マリア「リボ破産してる人がたくさんいるのがまさにそれですね。」

悠「お得という言葉に騙されるな!!」

ともき「だから騙してはないだろ。」

摩耶「リボ払いは、無理のない範囲で計画的に利用することが重要だね。」

悠「ついでだから言うとリボ払いは主に「残高スライド方式」と「定額方式」の2種類があり、どちらを採用しているかはクレジットカードによって異なるぞ。プロメ。」

プロメ(仮)【はい、まず残高スライド方式とは、あらかじめ決められている支払残高によって、毎月の支払額が変動するしくみのことです。】

京「変動する?」

プロメ(仮)【例として、支払残高が10万円未満の場合、毎月の支払額が5,000円、支払残高が10万円以上15万円未満の場合、毎月の支払額が1万円と設定されているケースで考えてみましょう。毎月少額の買い物を続けて、支払残高が10万円未満を維持してきましたが、ある月に大きな買い物をして、支払残高が12万円となったとします。すると、それまでは毎月5,000円の支払いとなっていたのが、支払残高10万円以上となったことで、毎月の支払額が1万円にアップするのです。】

京「ほうほう」

プロメ(仮)【そして、定額方式は、支払残高が増えても、毎月支払う額は一定を保ったままのしくみになります。ある月に大きな買い物をして支払残高が増えた場合でも、毎月の支払額には変わりがありません。しかし、支払い金額を低く設定すると、その分支払残高の減りが遅く、支払期間が長期化するため、手数料がかさみます。】

金剛「どっちにもメリットはあるがデメリットもあるな。」

悠「お得に騙さ……」

ともき「それはもういい!」
8/100ページ
スキ