ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅴ】6

ーラスタ・ラヴ(3/10/夜)-

悠「変幻自在のザ・フールだぜ!」

優日「確かに愚者だ。愚者が居るぞ!」

悠「へへっ」

ともき「何に対して照れてんだ。」

悠「なんとなく。」

ともき「……お前がそれで良いというならいいんだけどな。」

悠「褒められて悪いことは無い」

真樹「愚者は褒め言葉だった?」

福太郎「ケースバイケースかな」

京「ケースバイケースって便利な言葉だな。」

悠「どんどん使っていくといいぞ」

ともき「よくねぇよ。」

神姫「あんまり変なことばかり覚えさせないで。顔面をぶん殴るわよ。」

悠「ストレートな一言かつ、ストレートな仕置き、ストレートに怖い。」

ともき「何回ストレートいうんだよ」

悠「……ストリート」

ともき「何で今、ストリートっていった。」

悠「意味はないよ!むしろ、何か意味があると思ったか?」

ともき「ぶん殴りてぇ」

神姫「殴ればいいのよ。拳が砕けても相手が動かなくなるまで。」

悠「やめてよ(震え声)」

福太郎「バーサーク状態かな?」

悠「ここのところ猿の話が続いてるから……今日も猿の話をしよう。」

ともき「どれだけ猿の話のネタ豊富なんだよ」

悠「今回のはなかなか怖い話だぞ」

真樹「猿が酔っぱらってナイフを振り回したって話も十分に怖かったんだけど。」

悠「インド南部タミルナド州で……民家で寝ていた生後8日の女の双子の赤ちゃんが複数の猿に連れ去られた。」

ともき「は?」

京「え?」

福太郎「攫われたん?猿に?」

神姫「……それでどうなったの?」

悠「その後……死亡した。」

マリア「え、ガチで怖い話じゃないですか。」

悠「警察によれば、母親が泣き声を聞いて急いで駆け付けたところ、双子の娘が屋根の上で猿と一緒にいるのを目撃した。「母親が叫んだため付近の住民が子供を助けようと集まった」が、空中に放り出された赤ちゃん1人が用水路に落下して死亡。もう1人は屋根に残されて命に別条はなかった。」

ともき「えぇ…」

京「投げ捨てられたのか…。」

マリア「そんなにインドの猿って凶悪なんですか?」

悠「多少なり人間を攻撃したり、食べ物を盗んだりするケースはあるが、子供を連れ去るのは珍しいそうだ。」

福太郎「そらまぁそんなことがたびたび起こっとったらマジで惨事やもんな。」

悠「マジで猿の惑星始まるぜ」
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