ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅴ】6

ーラスタ・ラヴ(3/9/夜)-

悠「八艘跳び!」

ともき「喉潰せばいいのに…」

悠「おれの美声が潰れると世界の損失だぞ」

福太郎「ゆっくりかな?」

悠「……」
スッ【千枚通し】【ライター】

マリア「なにか手に持ってますよ」

悠「はっ、いつのまにこんなものを!」
ポイッ

ともき「いや、どっちも放り捨てるな危ない」

悠「大丈夫、大丈夫。勝手に回収されるから」

ともき「は?」

ラヴクラフト「……」
ズブブブ

真樹「便利だね(SAN値減少)」

福太郎「もはや特殊能力レベルで操っとるよな。」

悠「いや、これも契約してるから言うこと聞いてくれてるわけだから。」

京「契約って?」

悠「月一でおれの一部を消化してる。髪とか爪とかな」

真樹「ひぇっ…」

悠「まぁ、幸いなことに抜け毛とか切った爪とかで済んでるがな。」

マリア「借金の方に内臓とか売るみたいな感じですね。」

悠「お前と一緒にするな」

マリア「失敬な、私は内臓も目玉も全部まだありますッ!」

ともき「まだっていうなよ。」

悠「そういえば昨日猿の話したじゃじゃーん?」

ともき「「じゃ」が多い」

京「何かが飛び出すのかな?」

悠「レベルが上がると多段攻撃仕掛けてくるぞ」

京「え?」

マリア「ん?」

ともき「は?」

福太郎「それはシャーガや。」

悠「コホン……で、またまた猿の話なんだがなんと猿がナイフを持って暴れまわったニュースがある。」

ともき「は?」

悠「しかも泥酔してだ」

福太郎「人間?」

悠「猿だ。ブラジルでバーに忍び込んで泥酔した猿が出刃包丁で人間を襲った。」

真樹「ひえっ…」

マリア「マジですか。」

悠「猿だって飲みたいときがあるんだよな…。」

ともき「いや、そういうレベルの話じゃないだろ。」

福太郎「その後は?」

悠「どうやっってナイフをとり上げたのかは知らないが、とりあえずちゃんと野生に返したそうだ。」

京「それは良かった。」

福太郎「ちなみに猿の大きさは?」

悠「画像を見た限り成猫ぐらいかな。」

真樹「あ、猿っていってもチンパンジーとかのサイズじゃないんだ。」

マリア「ちなみにナイフの大きさは?」

悠「普通の包丁っぽかったな。」

ともき「いや、小型のサルが普通の包丁持って暴れるってかなり怖いな。」

福太郎「凶器は十分殺傷能力あって素早い小型生物が扱ってだけでなかなかヤバい件」

悠「それ考えるとコボルトとかゴブリンって普通に舐めてかかれないよな。」
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