ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅴ】5

ーラスタ・ラヴ(3/1/夜)-

悠「地理と歴史って面白いよな。」

ともき「お前の場合は額面通りの意味じゃないだろ。」

京「額面通りの意味じゃないってどういうことだ?」

福太郎「つまり、学校とかの授業で習う地理とか歴史……いわゆる勉強的な意味で面白いってことやなぁてもっと小ネタ、小話的な方ってことやね」

悠「山手線の駅のうち、標高が最も高いのは、新宿駅(標高37メートル)だ。」

優日「こういう感じ」

真樹「ただこんなこと唐突に言われる側のことも考えて欲しいよね。」

悠「馬鹿野郎、知識の幅を知らしめてやってるんだから心して聞けや」

ともき「もはや言ってることが無茶苦茶なんだが」

優日「いつも無茶苦茶定期」

京「ちなみに一番小さいのは?」

悠「最も低いのは品川駅(標高3メートル)だ。山手線を走る電車は、一周する間に、それだけの高低差を昇り降りしてるんだ。」

京「なるほど、低酸素運動だな」

ともき「いや、そういうのではないから」

悠「東京には、一から十まで、漢数字がつく地名が揃ってる。わかるか?」

福太郎「一ツ橋、二子玉川」

真樹「三宿」

ともき「四ツ木」

優日「ダンターグ、六本木」

京「ダンターグ?」

ともき「五反田だ」

悠「あとは七国、八王子、九段、十条とかだ。」

京「なるほど」

悠「ちなみに七英雄はクジンシー(新宿)、スービエ(恵比寿)、ダンターグ(五反田)、上野(ノエル)、新大久保(ボクオーン)、池袋(ロックブーケ)、品川(ワグナス)だ。」

ともき「その情報はいらん」

優日「リーダー・ワグナス、魅惑の女王・ロックブーケ、慎み深い剣士・ノエル 、氷海の支配者・スービエ、強さを求める暴れ者・ダンターグ、狡猾な人形使い・ボクオーン、七英雄の嫌われ者・クジンシー」

京「……ひとりだけなんか可哀想」

真樹「嫌われ者」

優日「まぁ、でも嫌われてそうな感じは分かる。」

福太郎「せやな」

京「どうしてだ?」

悠「クジンシーは最初のイベントでアバロンに襲撃してくるんだが、それさえしなけりゃ伝承法が伝わらなかったし、世界を取れてたはずだからな。」

福太郎「勝手に敵を作って負けて他の七英雄も討伐されていくわけやしな。」

悠「勝手に喧嘩売って負けたうえ他の身内まで巻き添えにされるわけだからな、たまったもんじゃねぇわな。」

京「行動力のある馬鹿は一番性質が悪いってやつだな。」

悠「その通りだ。」

ともき「誰かの悪影響が出てきてる発言だな…。」
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