ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅴ】5

ーラスタ・ラヴ(2/27/夜)-

悠「ふぉぁぉぉっ」

ともき「……」

悠「相手にして」

マリア「めんどくさい人ですね。」

優日「今に始まったことじゃないから、仕方ないね。」

ともき「どうせ2月が終わるとかいうんだろ」

悠「……知ってるか?鉄道なのに「国道」という名の駅があるんだ。」

京「へー」

ともき「ぜったい今咄嗟に話し変えただろ」

悠「JR鶴見線の「国道駅」で、第一京浜国道(国道15号)と鶴見線の交点にあることから、、この名になったわけだ。」

福太郎「面白い話やな。」

ともき「いや、話は面白い部分もあるんですけどね……。」

悠「二月が終わる件について」

ともき「結局いうんじゃねぇか」

マリア「このハゲ!」

悠「……」
スッ……メリリッ!
マリア「ぐぇぇぇっ!!」

優日「一瞬で背後に回ってからのチョークスリーパー」

京「己も見えなかった」

真樹「「ハゲ」っていうワードに敏感」

ともき「ホントにな」

悠「ボディから顎にかけてがら空きだぜっ!!」

福太郎「背後からの攻撃に見えるんやけどそれは……。」

悠「ドララララララララララララァァッ!」

マリア「耳元で叫ばれると地獄なんでやめてもらっていいですかね?」

悠「地獄でなぜ悪い」

ともき「なにいってんだ。」

福太郎「俺はあの映画、割と好きやで」

優日「映画なんだ」

悠「星野源が主題歌を歌ってる。」

優日「恋ダンス?」

悠「地獄でなぜ悪いってんだろ。」

マリア「どうでもいいんですがいい加減、首に回してる腕を解いてもらってもいいですかね?地味に絞まったり緩んだりして息苦しんですよね。」

悠「生殺与奪の権を他人に握らせるな!」

ともき「お前が言う台詞じゃないだろそれ。」

マリア「耳元で大声出すのホントやめてください。」

悠「声でガラスを割るってあるが、本気で叫んだら頭蓋骨内の脳にダメージって与えられるのかな。」

福太郎「音響攻撃いうやつやな。」

優日「中国とかキューバで何かそんな攻撃されたってニュースまえなかったっけ?脳に損傷を負ったとか…」

悠「指向性マイクロ波エネルギーの症状だな。」

京「音の攻撃ってそんなにすごいものなの?」

悠「スゴイのは当然スゴイ。音波を投射することにより、人の行動能力・判断能力を奪うことや聴覚器官や脳にダメージを与えたり、物体を破壊することもできる。ただし、そこまでの音を指向性を持たせたりするのはかなり難しいけどな。ただもし指向性を完全に持たせて制御できるなら爆薬のひとつも使わず建物を一切壊さずに人間の命だけを奪う平気になりかねないのは確かだな」

福太郎「クリーンな兵器」

ともき「言ってることはぜんぜんクリーンじゃない件」
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