ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅴ】5
ーラスタ・ラヴ(2/20/夜)-
悠「あったけぇ、あったけぇ……。」
福太郎「映画版ドラゴンボールで瀕死の悟空が最後の元気玉を溜めとるシーンかな?」
優日「マニアック……だけど、嫌いじゃないね!」
ともき「いや、分かんない」
悠「いつの日か……わかる日が来るさ。」
ポンッ
ともき「別に分かりたくもないし、肩に手を置くな」
悠「……」
スッ、ナデナデ
ともき「太ももに置けっていってるんじゃねぇよ!あと撫でまわすな!」
真樹「キャバクラとかでセクハラする親父ってこんな感じなのかな。」
悠「おれは太ももを撫でまわしたりなんかしない、腰に手を回す」
福太郎「更に上を狙っていくパターン」
京「大腰だな!」
真樹「え、なに?」
悠「柔道の腰技のひとつだ。」
京「大きく踏み込み、その動きに合わせて、前回りさばきで相手を前に崩し、釣り手を脇の下から腰にまわし、腰を深く入れ(腰に乗せ)、腰を上げて持ち上げる(転がす)様にして投げる技だ。」
悠「ちなみに帯を掴んで投げると、釣腰になるぞ。」
優日「普段どういうお店いってるの?」
悠「柔道技かける店なんかあってたまるか」
ともき「それは店じゃなくて道場だろ」
悠「温かいから太陽の話をするぞ」
京「わかった。」
優日「理解が良すぎるなぁ…」
悠「水が沸騰する温度は100℃、鉄が溶ける温度は1500℃であるのに対し、太陽の表面温度はおよそ6000℃。さらに中心部の温度となると、約1500万℃という超高温の状態を保っていることから、太陽はさぞやものすごい勢いで燃えているのだろうと思うだろ。」
真樹「太陽って燃えてるんじゃないの?」
悠「科学的にいうと、太陽は燃えていない。」
京「どうして?」
悠「太陽のまわりの宇宙空間には、モノが燃えるのに欠かせない酸素が、ほとんど存在していないからだ。」
真樹「ああ、いわれてみればそうだね。」
ともき「これも授業で習たよな気がするんだが……」
真樹「わっかなーい♪」
悠「……」
ゲシッ!
真樹「蹴らないでよ!?」
悠「高熱を発するためにどのような手段でエネルギーを生み出しているのか。それは太陽の中で起きている「核融合」という現象が関係している。」
優日「ニュークリア―フュージョン!!」
悠「人間も、花も、太陽の主成分である水素も、宇宙にあるすべての物質(元素)は、無数の小さな原子の粒からできている。そして、直径が約1億分の1センチメートルという原子はその中心に、原子核というかたまりを持っているが、水素のような軽い元素を構成する原子の原子核が、互いに激しくぶつかり合うと、より重い元素ができることがある。」
真樹「Zzz」
京「……ん、うん?」
悠「とりあえず……これが核融合反応で、このとき非常に大きなエネルギーが生み出されるわけだ。太陽の中心では、膨大な量の水素がぶつかり合い、ヘリウムがつくられてるんだが、それによって生まれた巨大なエネルギーの一部が、光や熱となって放出されているというわけだ。」
また、核融合とは反対に、ウランのように重くて不安定な元素が、二つ以上に分裂し、より軽い元素ができる現象は「核分裂」反応と呼ばれる。これを利用したのが原子力発電である。
ちなみに、核融合は核分裂よりもさらに大きなエネルギーを生み出せることから、未来のエネルギー源として、現在、研究が進められている。
悠「あったけぇ、あったけぇ……。」
福太郎「映画版ドラゴンボールで瀕死の悟空が最後の元気玉を溜めとるシーンかな?」
優日「マニアック……だけど、嫌いじゃないね!」
ともき「いや、分かんない」
悠「いつの日か……わかる日が来るさ。」
ポンッ
ともき「別に分かりたくもないし、肩に手を置くな」
悠「……」
スッ、ナデナデ
ともき「太ももに置けっていってるんじゃねぇよ!あと撫でまわすな!」
真樹「キャバクラとかでセクハラする親父ってこんな感じなのかな。」
悠「おれは太ももを撫でまわしたりなんかしない、腰に手を回す」
福太郎「更に上を狙っていくパターン」
京「大腰だな!」
真樹「え、なに?」
悠「柔道の腰技のひとつだ。」
京「大きく踏み込み、その動きに合わせて、前回りさばきで相手を前に崩し、釣り手を脇の下から腰にまわし、腰を深く入れ(腰に乗せ)、腰を上げて持ち上げる(転がす)様にして投げる技だ。」
悠「ちなみに帯を掴んで投げると、釣腰になるぞ。」
優日「普段どういうお店いってるの?」
悠「柔道技かける店なんかあってたまるか」
ともき「それは店じゃなくて道場だろ」
悠「温かいから太陽の話をするぞ」
京「わかった。」
優日「理解が良すぎるなぁ…」
悠「水が沸騰する温度は100℃、鉄が溶ける温度は1500℃であるのに対し、太陽の表面温度はおよそ6000℃。さらに中心部の温度となると、約1500万℃という超高温の状態を保っていることから、太陽はさぞやものすごい勢いで燃えているのだろうと思うだろ。」
真樹「太陽って燃えてるんじゃないの?」
悠「科学的にいうと、太陽は燃えていない。」
京「どうして?」
悠「太陽のまわりの宇宙空間には、モノが燃えるのに欠かせない酸素が、ほとんど存在していないからだ。」
真樹「ああ、いわれてみればそうだね。」
ともき「これも授業で習たよな気がするんだが……」
真樹「わっかなーい♪」
悠「……」
ゲシッ!
真樹「蹴らないでよ!?」
悠「高熱を発するためにどのような手段でエネルギーを生み出しているのか。それは太陽の中で起きている「核融合」という現象が関係している。」
優日「ニュークリア―フュージョン!!」
悠「人間も、花も、太陽の主成分である水素も、宇宙にあるすべての物質(元素)は、無数の小さな原子の粒からできている。そして、直径が約1億分の1センチメートルという原子はその中心に、原子核というかたまりを持っているが、水素のような軽い元素を構成する原子の原子核が、互いに激しくぶつかり合うと、より重い元素ができることがある。」
真樹「Zzz」
京「……ん、うん?」
悠「とりあえず……これが核融合反応で、このとき非常に大きなエネルギーが生み出されるわけだ。太陽の中心では、膨大な量の水素がぶつかり合い、ヘリウムがつくられてるんだが、それによって生まれた巨大なエネルギーの一部が、光や熱となって放出されているというわけだ。」
また、核融合とは反対に、ウランのように重くて不安定な元素が、二つ以上に分裂し、より軽い元素ができる現象は「核分裂」反応と呼ばれる。これを利用したのが原子力発電である。
ちなみに、核融合は核分裂よりもさらに大きなエネルギーを生み出せることから、未来のエネルギー源として、現在、研究が進められている。