ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅴ】5

ーラスタ・ラヴ(2/8/夜)-

悠「先攻制圧とかやめていただきたい。」

福太郎「後攻ワンキルがお好み?」

悠「引くも地獄進むも地獄!!」

優日「そんな悠にこの言葉を送るよ。」

悠「お?」

優日「○○を引けてない(伏せてない)方が悪い」

悠「そうだな。その通りだ。」

京「その通りなんだ」

悠「対抗札を用意で来てない、または引けてないってのはデュエリストレベルが足りてないってことだからな。あと祈祷力。」

ともき「祈祷力やめろ。」

福太郎「最後に頼れるんは祈りの力」

真樹「それに頼りすぎてない?」

優日「頼っても届くとは限らないんだけどね。」

悠「デュエリストレベルと祈りをMAXにしたうえで手札事故が連続で続いた時には拳が飛び出しそうになったぜ。」

ともき「ぜんぜんダメじゃないか」

悠「日頃の行いも良いのになんでだろうなー」

優日「ちょっと何言ってるかわかんない。」

悠「愛知県の形ってさ、猫の体型に見えなくもなくない?」

ともき「ホントに何言ってんのかわからないんだが」

悠「はい、脳内で愛知県をイメージしろ。」

真樹「スマホで画像出せばいいじゃん」

悠「じゃあ、そうしろ。そしたら知多半島と渥美半島を前後の足に見立てると、ややずんぐりした猫の姿に見えないだろうか?」

「「「……」」」

京「見え…る?」

福太郎「気もする」

優日「うーん?」

ともき「なんとも言い難いな」

悠「そっかー。じゃあ、沖縄の話をしよう。沖縄では「パイナップルは、ハブのいないところでは育たない」といわれる。」

京「そうなの?」

悠「実はこれにはしっかりとした理由があったりする。」

優日「ハブパワーがパイナップルを生み出す、と」

ともき「ハブを何だと思ってんだ。」

悠「これはハブもパイナップルもともに、酸性の土壌を好むってことなんだけどな。」

福太郎「ハブって酸性土壌が好きなんや」

悠「酸性の土壌を好み、アルカリ性の土壌は苦手で生き残れない。だから宮古島には存在しない」

ともき「宮古島はアルカリ性の土壌なのか」

悠「そう、だからマンゴーがよくできる。」

京「え?」

悠「マンゴーの栽培にはアルカリ性の土壌が、パイナップルの栽培には酸性の土壌が適しているわけだ。」

真樹「へー!」

悠「もっと詳しく言うと珊瑚礁が隆起してできた宮古島の土は、その珊瑚が石灰岩化し、風化したものだ。それでアルカリ性(石灰=アルカリ性)。カルシウムなどのミネラルを豊富に含む宮古の土壌は、マンゴー栽培にもってこいということだ。そしてパイナップルは、水はけのよい酸性の土壌でしか育たない。この制限があるため、パイナップルは石垣島と沖縄本島の一部でしか栽培されていないとか。石垣島特有の酸性の赤土は、パイナップル栽培にはもってこいってことだな。」
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