ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅴ】5

ーラスタ・ラヴ(1/27/夜)-

悠「雨がしとしと降っていたァ……おのれえぇェェ!キングクリムゾン!時間を吹き飛ばしたぁ!」

ともき「時間を吹き飛ばしても雨が降っていたという事実は吹き飛ばないんだが」

優日「素直にウェザー・リポートでいいじゃん。」

悠「まったくだぜ!ひゃへへへっ……はぁ。」

ともき「どういう精神状態でいるんだお前は」

悠「寒さと雨で心がブレブレなんだ。」

優日「いつもの精神安定剤を飲んでどうぞ」

悠「一度たりともお世話になったこと無い」

優日「じゃあ、べンゾ飲んでどうぞ」

京「べンゾって何?」

悠「ベンゾジアゼピン受容体作動性薬」

ともき「つまり?」

悠「抗不安薬、結局精神安定剤じゃねぇか!っか、そんべンゾなんて知ってたな。」

優日「何か前テレビで見た。もう一種類あるんだよね?」

悠「もう一種類というか抗不安薬は、大きくベンゾジアゼピン受容体作動性薬とセロトニン作動性薬に分けられる。」

鈴猫「詳しいね」

悠「博識だと褒め称えていいぞ」

優日「ペッ!」

悠「今この場に友利が居たらお前の吐いた唾はすすられてるからな!」

ともき「どんなキレかたしてんだ」

悠「それじゃあ、今日は本当にあったCrazyな料理アドバイスを紹介していこう」

ともき「どういうことだよ…」

優日「こっちは天才爆炎の料理人鈴猫さんが居るんやぞ!!」

鈴猫「ぜんぜん褒めてないよね!?」

悠「1896年コンロのために火をおこす」

ともき「はい?」

プロメ(仮)【今の時代では、キッチンで火をおこすべきではありません。けれどファニー・メリット・ファーマーの「ザ・1896・ボストン・クッキングスクール・クックブック」には、ストーブの上で火をおこす方法についての詳細な説明が記されていました。ガスシステムが普及する前の生活は手間がかかったようですね。】

福太郎「ああ、そういうことか。」

優日「ガスって……偉大やなって。」

京「料理は火が命だもんな。」

悠「1900年ひとにぎりで計量する。」

ともき「一握りって…」

プロメ(仮)【ファニー・ファーマーが正確に計算した分量表記をレシピに導入するまで、多くの料理本では「ひとつまみ」あるいは「ひとにぎり」とだけ記載していました。おかげさまで、ファーマーが統一した表記は現在も使用されています。】

優日「一握りって相当量だよね」

福太郎「塩とかやったらあれやけど小麦粉とかやったら一握りぐらいは使うな。」
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