ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅴ】5

ーラスタ・ラヴ(1/26/夜)-

悠「やはり暴力!暴力は全てを解決する!!」

ともき「なにいってんだ。」

悠「気にしないでくれ。ただリンスのランク戦でブルーアイズに殴られ過ぎて頭ハッピーセットになってるだけだから」

福太郎「お気の毒に…」

マリア「頭ハッピーセットって何かいいですね。煽り具合が」

悠「全員にアンハッピーセットをぶつけてやりてぇ」

福太郎「ハッピーセットの応用がすごい」

吉音「ハンバーガーの話?」

悠「カードの話だ」

ともき「カードの話でもあんまりなかった気がする。」

悠「じゃあ、カードの話をしよう。ただし、少しテーマを変えて強力なカードの禁止制限時の面白い怪文書を紹介しよう。」

想「……どういうことですか?」

ともき「さぁ…」

悠「遊戯王では局所的ハリケーンというカードがある。これはフィールドにセットされている魔法・罠カードを持ち主の手札にバウンスする魔法カードだ。」

福太郎「ハリケーンの弱体版カードやね。」

悠「このカードはデュエルリンクスにも使えるんだが、リンクスではOCG環境と違って手札誘発の差異などからセットする妨害札の価値が高い。……というか、妨害札をセットできないとすぐにワンターンキルが飛んでくる。」

京「基本がワンキルなのか」

マリア「現実でもゲームでもワンキルしすぎでは?」

悠「そんな環境で局所的ハリケーンは強すぎた。セットした妨害札を手札に戻し簡単にモンターを処理したらダイレクトアタックとやりたい放題。これを受けて、いよいよ制限告知が来る。ちなみに怪文書でない制限告知はこんな感じだ。」

プロメ(仮)【例.「アルマの魔導書」長期に渡って活躍しているテーマのうち、特に勝率が安定的に高く、環境の固定化の一因となっているテーマを少しだけ押さえます。】

福太郎「普通やね。」

想「完全に禁止にするのではなく押さえてバランスをとるということですね。」

悠「四行に渡って、機関や勝率など言及しているわけだ。それで、局所的ハリケーンがこう」

プロメ(仮)【「局所的ハリケーン」いつでもデュエルを終わらせる強さを持ったカードでしたので制限します。】

京「いつでもデュエルを終わらせるから制限」

悠「そう、たった2行という、あまりにも簡潔な文「いつでも終わらせる強さ」がすべてを表している。ちなみに公式も気にいったのか、定期的二終わらせる強さを持ったカードが登場。この辺りからリンクスの制限文言は文豪が執筆しているとささやかれ始める。」

ともき「どんな文豪だ…」

悠「そして制限文言がさらなる次元に突入したのが次の例だ。」

プロメ(仮)【例.「コアキメイル・マキシマム」3枚採用することで、1ターンで全てを終わらせる動きを安定的に運用することができたため、枚数を制限します。】

悠「ポイントは「デュエルを終わらせる」から「すべてを終わらせる」に変わった点だ。」

福太郎「負けるとデュエルだやなぁて全てが終わるとか闇のデュエルか何かかな?」

マリア「さすが遊戯王ですね。闇のゲームが始まっているとは」
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