ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅴ】5

ーラスタ・ラヴ(1/24/夜)-

悠「おれに介錯はいらん!」

福太郎「パワーボンド使ってそう」

悠「五連だぁ!」

ともき「うるさいよ」

悠「恵方巻のハーフサイズ的なのが既に発売されてるのどう思う?」

優日「ハーフじゃ足りない」

福太郎「ハーフサイズでも普通の太巻き何やけどなぁ。」

優日「4.5本ペロリといっちゃうね。」

ともき「食べ過ぎなんだよなぁ。」

悠「おれの太巻きもいかがかな?」

ともき「黙れよ」

マリア「細巻きでは?」

悠「馬鹿やろ。ごくぶとジャイ!」

ともき「だから黙れよ。」

真樹「でも、いくらなんでも早売りしすぎじゃない?」

京「なんでなんだろうな。」

悠「今から徐々に徐々に浸透させていって最終的には1本2本じゃ物足りない身体にさせていく作戦だろ」

ともき「危ない薬みたいに言うんじゃない」

悠「沖ノ鳥島ってあるだろ」

ともき「話しの脈絡がなさすぎるんだよ。」

悠「沖ノ鳥島は、日本最南端の無人島だ。北小島と東小島の2島からなるサンゴ礁の島だが、国の経済水域を広げるのに貢献してることは、知っての通りだ。」

京「でも揉めてる」

マリア「その話を掘り下げるとアレなんでやめときましょう。」

悠「でだ、日本の領土である以上。沖ノ鳥島にも、住所と郵便番号があるのは知ってるか?」

ともき「それは知らないな。」

悠「住所は、北小島が「東京都小笠原村沖ノ島一番地」で、東小島は「同二番地」だ。郵便番号はともに100-200。東京から1740キロも離れているが、東京都内だ。」

優日「はー」
マリア「へー」
京「ほー」

悠「ひとふが足りない」

ともき「なにいってんだ。」

悠「じゃあ、日本百名山のうち、一番低い山は知ってるか?」

福太郎「茨城の筑波山やっけ」

悠「……はい」

マリア「テンションが下がりましたね。」

福太郎「解説して、どうぞ」

悠「はい!」

優日「薬でもやってるかのような起伏の激しさ」

悠「日本百名山のうち、最も低い山は、茨城県の筑波山で、標高877メートル。日本百名山のうち、標高1000メートル未満の山は、同山と開聞岳(924メートル)に二山だけだ。逆に言えば、この二山は、標高以外の魅力がたっぷりの山というわけだ。」

優日「例えば?」

悠「ん?」

優日「例えばどんな魅力があるの?」

悠「……み」

ともき「み?」

悠「ミカン栽培されてる」

優日「Good!」

ともき「それでいいのか…。」
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