ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅴ】5

ーラスタ・ラヴ(1/19/夜)-

悠「サイバードラゴン」

ともき「は?」

悠「今になってサイバードラゴンの魅力に気づきだした」

福太郎「普通に一時代きずいたカードやしな」

悠「まぁ、それだけなんだけどな。」

ともき「なんなんだ…。」

悠「言いたいこと言い終わったから何か話していいよ」

優日「悠こそ面白い話していいよ」

悠「ほほう、そういう返しで来るか……」

京「悠は色んな面白い話を知ってるからな」

悠「無垢な圧を掛けられてしまった」

福太郎「悪意無きものこそが一番恐ろしい」

悠「日本国内に「サラダ」という地名があるのはしってるか?」

ともき「サラダ?」

悠「徳島県三次市池田町には、「サラダ」という地名がある。」

優日「私はサラダも好きだよ。ポテトサラダからポテトフライまで」

真樹「芋オンリー」

ともき「そしてポテトフライはサラダではない」

悠「もとは、さら田(さらの田=新田)で、江戸時代の検地台帳には「皿田」と書かれていたが、文明開化期から「サラダ」と書かれるようになって、やがて正式名称になった。」

京「へー、そうなんだ。」

悠「このほか、池田町には、「シマ」「ハヤシ」「シンヤマ」「マチ」「イタノ」などの正式に認められたカタカナ地名が多数ある。」

ともき「元々は漢字だったのか?」

悠「ああ江戸時代までは、サラダ同様、漢字で書かれてた。」

京「なんでそんなにカタカナになったの?」

悠「明治初期、池田町出身の商人たちが横浜とかを訪れた際、街にカタカナが溢れてるのを見て、カタカナの時代が来ると思って、カタカナ名に改めたと伝えられてる。」

真樹「そんな理由で何だ…」

福太郎「先見の明はなかったんやな」

悠「日本一短い川の名前を知ってるか?」

京「知らない。」

悠「ぶつぶつ川だ」

真樹「えぇ…そんな川あるの?」

悠「ぶつぶつ川は、和歌山県の那智勝浦町を流れる二級河川で、その全長は13.5メートル。」

優日「キロ?」

悠「いや、キロメートルじゃない、メートルだ」

ともき「それは短いな……」

福太郎「日本一短いは伊達やないな」

京「それでなんで名前がぶつぶつ川?」

悠「地下から水がぶつぶつと湧きだしていることから、この名前になったとみられる。」

ともき「これまたそのままで雑な理由だな」

悠「吹きだすように沸き上がってたらビュービュー川だったかもな」
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