ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅴ】5

ーラスタ・ラヴ(1/12/夜)-

悠「甘やかされてぇなぁ…。」

ともき「……」

悠「甘やかされてぇなぁー…。」

ともき「うるせぇなぁ!」

マリア「ちょっと待っててください。フライパンとバターと砂糖を用意しますから」

悠「誰が甘く炒められたいといった。おれはニンジンか!」

福太郎「ニンジングラッセは甘いな」

真樹「美味しいよね。」

悠「おれはあんまり好きじゃないな。」

京「ニンジンが?」

悠「いいや、バターで炒めてるのがだ。どうもバターの風味が苦手でな……。作って誰かが食べるのは別にいいんだが」

マリア「でも悠さん別に乳製品ダメな人じゃないですよね?チーズとか牛乳平気ですし」

悠「そこらへんは平気なんだがチーズもスモークチーズとかはダメだな。」

マリア「煙たがれる存在なのに煙がダメなんですね。」

悠「……」
グッ!
マリア「い゛だだだっ!ま、瞼をひねらないでくださいっ!!」

福太郎「悠は瞼捻るん好きやな。」

悠「別に好きではないんだけどな……一瞬でも力加減を変えたら引き千切れるのと、やられてる側も下手に動けないだろ?」

マリア「理由が性質が悪し」

悠「おれを甘やかさない奴はどんどん瞼捩じってくからな」

ともき「新手の妖怪かお前は」

マリア「瞼捩じり」

真樹「ねぶた祭りみたい」

ともき「さすがにねぶた祭りに謝ったほうがいい」

京「どう甘やかせばいいんだ?」

悠「優しい言葉をかけてくれ」

福太郎「豆腐、綿毛、ソフトクリーム」

悠「んー、優しい!」

マリア「それでいいんですか?」

悠「……ギリギリセーフだ」

ともき「なんだかなぁ…。」

悠「じゃ、おれダーウィン賞の話すっから!!」

京「いいよ。」

悠「ありがとう。2001年メキシコ受賞。クリスタルの下敷き」

プロメ(仮)【メキシコにあるクリスタルの洞窟で、クリスタルを盗掘しようとしていた男性がいましたが、クリスタルが天井から落ちてきて下敷きになり死亡しました。】

ともき「馬鹿だなぁ」

福太郎「クリスタラーが怒ったんかな?」

マリア「クリスタルに潰されて死ぬって映画とかの悪党の最後みたいですね。」

真樹「確かに」

京「でも、誇りにならない自業自得の報いだな。」

悠「1997年アメリカ受賞。自分でペニスを切断」

プロメ(仮)【アメリカで男性が「女にペニスを切断された」と主張していましたが、実は自分で切断していたということがありました。この男性は生存していますが、生殖機能を失っていて、あまりにも愚かな行為なので、ダーウィン賞を受賞しています。】

「「「……」」」

悠「どうしたみんな黙って」

ともき「もはや何も言えねぇんだよ…」
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