ー談話ーラスタ・ラブへようこそ~【Ⅰ】6

ー小鳥遊家(庭)ー

悠「ふぁ…ねむっ」

真桜「眠いって、世間一般の学生は本来なら学校で授業を受けているはずだろ。このすっとこどっこいがーなの」

悠「昨日いったから平気だよ。」

真桜「毎日いけなの。」

悠「えー…俺いじめられてるから嫌だー。」

真桜「お前が、もしいじめられてたら世も末だななの。それで、いじめて来た奴を何人血祭りにしたなの?」

悠「いろいろとツッコみたい事はあるが、俺は暴力的な事が苦手だし。全部冗談だからな?」

真桜「幼女にツッコみたいのかなの…。いやらしいなの」

悠「日も高いうちから女の子が下ネタなんかいうもんじゃありません。」

真桜「口を開けばセクハラ三昧の奴にいわれたくないなのー」

悠「俺のセクハラには愛があるのですよ?」

真桜「愛なら真桜に注ぐべきなの」

悠「注いでるって、なにせ俺の愛はプライスレスだからな。」

真桜「八方美人なの」

悠「いっひっひ」

真桜「天然ジゴロなの」

悠「はは…」

真桜「女好き、フラグクラッシャー、変態…」

悠「待てゐ!もはやただの悪口だろ!」

真桜「いわれるだけの事に身に覚えがあるだろなの」

悠「……いや、無いな。」

真桜「…あまり、こういうのはいいたくないが……お前は黒!なの」

悠「優日みたいなこというな…いや、元をただせば映姫様のネタなんだけど……とにかくジャジメントするな。」

真桜「ふんっ…なの」

悠「やれやれ、不機嫌なお嬢さんだ」

真桜「うるさいなの」

悠「いったいどうしたら機嫌がよくなってくれるんだ?」

真桜「毎朝ちゃんと起きて、学校にいってくれたら上機嫌なの」

悠「HAHAHA~。それ以外では?」

真桜「……」

悠「すんません。睨まんでください。」

真桜「はぁ……なら…」

悠「あー?」

真桜「膝の上に…座らせろ……なの」

悠「へ?別に座ればいいじゃん。ほら、おいで」

真桜「……」

悠「座り心地は?」

真桜「…悪くないなの。」
悠「そりゃようござんした。」

真桜「……悠、頭も撫…」

梓「ちぃっす。サボり魔いるか?」

ドゴッ!

悠「ゴハッ?!ゲホゲホッ…」

梓「えぇ~…な、何事?」

悠「な、投げ飛ばされた…」

真桜「……」

梓「な、なぁ、秋宵月ちゃんがめっさ睨んでるっぽいんだけど?」

悠「とりあえず…俺の心配してくれない?」

梓「あー……大丈夫だろ。」

悠「なぜ確定?!けっこうな勢いで叩きつけられたんですよ?!」

梓「悠は大丈夫だって。」

悠「だいじょば無いっての…何をもって大丈夫っていってる?」

梓「なんかこう…常識はずれ的に不死身じゃなく、どんなに叩き潰してもしぶとく生きてる…って思うんだよ。」

悠「人を怪物みたくいうな…」

梓「怪物じゃないさ。まぁ、けど人外的なナニか?」

悠「人それを…化け物という…ガク。」
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