ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅴ】5

ーラスタ・ラヴ(12/18/夜)-

悠「はー……んーー……肩凝った」

京「マッサージしてあげる」
グリグリッ
悠「気が効くわぁ」

ともき「なにやらせてんだ」

優日「肩こってるならお灸がいいんじゃない?パーンって破裂する」

福太郎「爆竹かな?」

悠「名前も形も全然違うもんなんだよなぁ」

優日「火はつけるし」

悠「そんなの言いだしたら蚊取り線香でもいいだろ!!」

ともき「よくはないだろ」

真樹「なんで肩こってんの?」

悠「風来救助で原始に続く穴の救助を3.4人ぐらいしてた。やっぱり40~50で落ちる人多いんだな。まぁ、おれも落ちるときは序盤で餓死したりするんだが」

真樹「なんの穴?」

悠「原始に続く穴」

京「救助するとどうなるんだ?」

悠「例えは50階で死んじゃって、救助してもらうと50階からやり直せる。」

真樹「へー、いいね。つまりはコンテニューできるってことだ」

悠「もちろん救助依頼の回数は決まってるし、なにより救助してくれるかどうかは相手次第だからな。」

福太郎「持ち可や低階層のダンジョンはともかく、持ち不の深層ダンジョンになったらそこに行くまでの実力がなかったら無理やもんな」

悠「運命神の裏庭97階救助とかあったけどそこまで行くのに相当時間かかるからな……。まぁ、クリア目前で死んだのが悔しいんだろうけども……そこに救助行くのはきついぜ」

京「悠でも?」

悠「きついなぁ。だってガチでクリアするぐらいの気合入れて進まないとたどり着けない階層だからな。そもそもそこまで行くならもう救助抜きに99階目指したいっていう本音まである。」

ともき「まぁ、そりゃそうか。」

悠「というか、運命神の裏庭序盤の食糧難が大敵でな……。ホントに餓死率が高いんだよ。個人的な死因ナンバー1が餓死だからな。」

福太郎「ニギライズは?」

悠「ニギリへんげがでるの遅いんだよな。もちろん、見習いは低階層から出るんだけどしあわせの杖やら札やらは序盤から落ちてる感じしないんだよな。」

福太郎「かりに見習いをへんげにできても、序盤すぎたら殴り殺されるよな。」

悠「それ、ニギライズ準備のアイテムも潤沢じゃないし、むしろアイテムカッカッの状態なのにポンポンおにぎりに変えられねぇよ!!」

マリア「そこをどうにかするのが風来人では?」

悠「むしろ、腐ったおにぎりでもいいから齧りながら駆け下りていくのが風来人やぞ!!」

ともき「色々と酷いな、オイ」
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