ｰラスタ･ラヴｰ

悠「ちぇき～っ…お、おぉ？！」

美喜「な、なによ…来て早々へんな声出して」

悠「メイド服からチャイナドレスにチェンジしてる…」

美喜「あ、これ？Amazonで色々買ったのよ。似合う？」

悠「ぶっちゃけお持ち帰りしたい。」

美喜「はは、バーカ。」

悠「聞いといてその返答は酷いな…。ま、いいやそれよりピールビア頼む」

しんご「了解」

美喜「あ、いいわよ。たまには私が作るわ。」

しんご「そうっすか。」

澪「しんご、在庫チェックするから来てくれ。」

しんご「はいは～い」

悠「……しんごも大分慣れてきたみたいだな。」

美喜「覚えがいいみたいよ。」

悠「なんで、第三者風ないいかたなんだ？」

美喜「教育係は澪だからね。」

悠「やれやれ…これだからめんどくさがり屋は」

美喜「悪い？」

悠「全然、気持ちはわかる。」

美喜「アンタは絵に描いたようなめんどくさがり屋だからね」

悠「憂いを帯びる少年…って、タイトルでもつけて絵画展にでも出してくれ。」

美喜「駄作ね。」

悠「いやいや、最優秀賞だろ」

美喜「ホラー部門があったらそうかもね。貞子な男ってタイトルで」

悠「夏場なだけに冷や…って、うぉい！っと言いたいが……そのスリットから見える太ももに免じて受け入れてやる。」

美喜「鳥肌立ちそうだわ…」

悠「ちょっとだけ、スリットに指這わせていいっすか？」

美喜「やってみなさいよ。ただ、正常な指で帰れると思わないでね。」

悠「指の一本、二本で済むなら……俺はやるぞ？」

美喜「ダメだ…コイツ早くなんとかしないと」

澪「悠、暑苦しいから、暑苦しいセクハラは控えてくれ。」

悠「澪たんごめんだお」

澪「オーナー、俺も鳥肌立ちそうです。」

美喜「もう発言がキモいわよね」

悠「おいおい。キモいはやめろ。キモいは…若干傷つくだろ。気持ち悪いにしろ」

しんご「気持ち悪いは良いのかよ…」

悠「気持ち悪いなら何かゾクゾクする。キモいは何かその辺にいる小娘が口走ってる感じがしてカチンッとくるんだよ。」

しんご「知ったこっちゃねぇ…」

澪「っか、悠はMなのか？Sなのか？」

悠「ノーマルだってるだろ！」

美喜「少なくともノーマルでは無いは、絶対に。」

悠「レベルカンストのノーマルだから仕方ない。」

美喜「変態…」

悠「ポッ///」

美喜「…ちょっと気分転換してくる。店よろしく…」

澪「あ……悠。」

悠「いっひっひ。あの表情がたまんないなぁ。」

しんご「…Sだ。」

澪「お前が本当にわかんなくなってきたよ」

悠「まぁ、冗談はさておいて、俺はなSとかMとかじゃないんだ。いかにセクハラを楽しめるかが大切なんだ。だって俺は四季のセクハラマスターなんだから…」

しんご「意味わかる？」

澪「あれを理解できてたらきっと世界の真理に触れれるよ」