ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅴ】5

ーラスタ・ラヴ(12/8/夜)-

悠「濃縮還元……この字を見ると凄い力強さを感る。感じない?」

ともき「……とくには」

悠「おかしいなぁ。みんな同じような反応なんだよなぁ。」

マリア「それはつまりチラ強さを感じる方がおかしいということなのでは?」

悠「ちょっと何言ってるかわからない」

マリア「理解しようとする努力の姿勢を見せてください。」

悠「ほほう、おれに意見するとはな……。随分と偉くなったもんだ。」

マリア「偉くなったつもりはないですけど、なんで私は典型的なパワハラを受けてるんですかね。」

悠「最終目標は無惨様です」

福太郎「一番上司にしたぁないナンバー1」

京「じゃあ、上司にしたいナンバーワンは?」

悠「フリーザ様」

福太郎「フリーザやろな」

マリア「フリーザさんですかね。」

真樹「圧倒的支持率…」

ともき「お前らフリーザ好きだよな…」

悠「スコットランドの国獣は何か知ってるか?」

京「うーん、知らないなぁ。なんだろう。」

真樹「この唐突な話題変更にもしっかりとついていくがりゅーちゃんは凄い」

マリア「スコットランドっていったらイギリスですよね。」

福太郎「イギリスの動物いうたら……ネス湖のネッシー」

京「ネッシーなのか!?」

ともき「んなわけない」

悠「惜しい」

ともき「え?」

悠「スコットランドの国獣は……ユニコーンだ。」

福太郎「ユニコーンって……一角獣の?」

悠「そうだ。処女には優しい一角獣その名はユニコーン!!」

マリア「言い方」

真樹「なんでまたユニコーン?」

悠「カッコよかったんじゃね?」

ともき「そんな理由なわけないだろ。」

京「というか、そういう架空の動物を国獣にしていいのか?」

悠「問題ない。前に話したマーライオンも国獣だしな」

京「他にはどんなのがあるんだ?」

悠「そうだな……。空想生物ならブータンのドゥクとか。」

京「ドゥク?」

福太郎「チベット語で龍、雷龍のことやな。確か雷鳴は龍の鳴き声と信じられとるって話やし。」

マリア「はへー」

悠「ちなみにブータンの旗に描かれてる龍がドゥクだ。」

京「つまり国旗に描かれてる生き物が国獣になるのか?」

悠「いや、そういう括り出もない。国獣、国鳥、国魚etcは文字通り各国にある。中にはバッタが国虫となってる国だってあるんだぞ。」 
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