ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅴ】4

ーラスタ・ラヴ(11/25/夜)-

悠「てやんでーぃ!」

ともき「どんなテンションだ」

悠「威嚇してるんだ」

拳二「誰をだよ」

悠「お前じゃボケェ!」

拳二「ゲンコツ」
ゴッ!
悠「がばっ!」

マリア「私の知ってるゲンコツは頭に拳を落とすのでしたけど、顎を打ち上げるってのもあるんですね。」

福太郎「人それを……アッパーという」

悠「なにすんじゃい!」

拳二「いや、普通に殴るだろ」

悠「まぁ、そうだな。」

真樹「そこ納得しちゃダメでしょ。」

悠「ふひゃひゃひゃ」

ともき「シンプルにキモイ」

悠「ナイル、インダス、メコン、メナムってなにかわかるか?」

拳二「文明だっけか?」

悠「('Д')」

拳二「なんだその顔は」

ともき「川です…。」

マリア「インダス文明はありますし……多少はね?」

拳二「ふんっ!」

悠「ナイル川のナイル、インダス川のインダス、メコン川のメコン、メナム川のメナムは、全て「川」という意味だ、だから日本人は、これらの川を「川・川」と呼んでいることになる。」

真樹「へー」

拳二「ほー」

悠「ちなみにタイ中心部を流れるメナム川だけは、日本でも現地の呼び方に従うようになって、チャオプラヤー川と呼ばれるようになっている。」

マリア「ホイホイチャーハン?」

ともき「大分、遠いじゃねぇか」

悠「しかも、随分とまぁ懐かしいネタを…。」

マリア「ちなみに何となく言っただけで元ネタも使い方も分かってません!」

福太郎「言い切った。」

拳二「何でもいいんだがよ。とりあえず金払えよ」

悠「うるせぇ!」

拳二「ゲンコツ」
ドゴッ
悠「ごぼっ!」

マリア「綺麗なボディブロー」

ともき「拳骨(を固めたボディブロー)って意味では間違いないな。」

悠「間違いしかねぇ……げほっ、あ、そうだ。14歳から酒を飲める国があるのは知ってるか?」

福太郎「スイスやっけ?」

悠「そう、スイスには14歳から酒を飲める州がある。スイスは、飲酒の年齢制限が各州に任されていて、州と酒の種類によって、飲める年齢が14歳から18歳まで幅があるんだ。」

拳二「俺ぁいつから飲んでたかな……おぼえてねぇな。」

ともき「えぇ…」

悠「オーストラリアも同様の事情で、15~18歳で酒が飲める。ドイツ、フランス、イタリア、スペインは、弱めの酒なら16歳から飲むことができる。」

マリア「全体的に海外は速いうちから飲酒できるんですね。」

真樹「……じゃあ、日本の20歳からってのはどうなの?」

悠「イスラム圏以外では世界的に見て最も遅めの部類だ。」
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