ｰラスタ･ラヴ(10/24/夜)-

悠「あたたたたかったな。」

真桜「「た」が多いなの。」

福太郎「北斗の拳かな」

悠「あたったったったったったったったったったっーーーゲボッ!ゴホッ!」

ともき「エヅイてんじゃねぇよ」

悠「ゲホッゴホッ、唾が気管に入った……」

駒狸「誤嚥性肺炎になっちゃいますよ?」

真樹「なんか怖そうなワード出てきた」

福太郎「肺炎って二文字だけで怖いもんな」

駒狸「唾液や食べ物を飲み込むときに、誤って気管に入ってしまうことを誤嚥（ごえん）といいます。通常は気管に食べ物などが入ってしまった場合、むせることで気管から異物を排出する反射機能が働きます。」

優日「せき込むってそういうことなんだね。」

悠「勢いに任せて飲み込むと逆に危ないぞ。」

駒狸「そして誤嚥性肺炎とは、この機能が鈍ることで排出できなかった異物が肺に入ったままになってしまい、肺の中で炎症が起こることをいいます。」

真桜「加齢によって噛む力が弱くなったり、舌を動かす筋肉が衰えたりすることで、食べ物を飲み込む嚥下機能が低下する高齢者に多く起こり、70歳以上の肺炎の約80％が誤嚥性肺炎なの。」

優日「やだー!私は歳とってもガッチリ食べたいー!」

ともき「そこかよ…。」

駒狸「ちなみに胃に直接チューブを入れて栄養を送り込む経管栄養を行っている人でも起こるので本当にお年寄りは注意が必要です。」

悠「ちゃんと噛んでちゃんと飲み込めってことだ。わかったか?」

真樹「……え、僕?」

悠「チッ」

真樹「わかんない、何で僕なのかも、舌打ちされたのかも!!」

優日「特に意味のない理不尽がマキチーを襲う」

悠「事故に遭うようなもんだな」

ともき「明らかに故意なんだが」

真桜「事故という体裁で故意な事も多いなの」

悠「やだ、こわーい!」

真桜「は?」

優日「車とかに撥ねられたらいいのに」

福太郎「軽自動車ぐらいやったら車の方が壊れそう」

悠「いやいや、車が突っこんで来たら避けるし」

ともき「その発言も相当おかしいんだけどな。」

優日「戦車だったら?」

悠「突っこまれた経験がないからハッキリと断定はできないが、とりあえず逃げるかな」

ともき「普通は逃げ切れるもんじゃないだろ。」

真樹「撃たれるよね。」

悠「だよな。やっぱり逃げるのは愚策だな。ワンチャン、こっちから突っこんでいって奪い取るのが最適解かな。」

福太郎「それができるんは両津勘吉だけやないかな。」

優日「じゃあ……悠もできるね。」

悠「いやー一緒にされるのはきついッス」