ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅴ】4

ーラスタ・ラヴ(9/25/夜)-

悠「雨じゃん!」

ともき「昨日からだろ」

悠「ケロケロ」

ともき「は?」

悠「ゲロゲロ派?」

ともき「別にそれの派閥はもってない。」

福太郎「グワッグワッもあるで」

悠「それか!」

優日「たーかーのーつーめー」

悠「それはカエル男だ」

拳二「なにいってんのか全然わかんねぇ」

悠「貴様に少しでも理解しようという気持ちはあるのか!!」

拳二「いや、ねぇけど。」

悠「この人でなしが!」

拳二「……」
ゴンッ!
悠「やらせはせんぞぉっ!」

福太郎「ガッツリゲンコツが落ちとるんやけどそれは…」

優日「やら「れ」はせんぞの方が良かったんじゃないかな」

悠「ところで、チューブラベルってってちょっとほしくないか?」

ともき「唐突過ぎる」

真樹「チューブラベル?」

福太郎「悪魔……の方ではないわな」

悠「わかりやすく言うとのど自慢でキンコンカンと鳴らす楽器の名前だ。チューブラ・ベル。鐘(ベル)を管状(チューブラー)にした楽器という意味だ。」

拳二「あんなもん欲しい奴いないだろ。」

真樹「子供とかはすっごい鳴らしまくりそう」

ともき「それで壊して怒られるまでの流れだな…。」

悠「わかりやすいフラグ」

拳二「そんなことより家賃払えよ」

悠「……日本にある信号機の全電気代は年間約210億になるそうだ。」

真樹「へー、そんなもんなんだ。」

福太郎「んー、これがガチ金持ちの反応」

優日「マリアちゃんが居たら喉掻きむしってそう」

ともき「L5かよ…。」

悠「全国に約20万基の信号があり、その電気代を支払ってるのは、各都道府県の県警だ。」

ともき「へぇ、県警が支払てるのか。」

福太郎「ちなみに、横に長い車両用の信号機は一般的に、左から「青・黄・赤」の順で灯火が並んどるよな。せやけど海外では「赤・黄・青」と、赤と青の位置が逆になっているとこがある。」

優日「なんで色の配列が違うの?」

福太郎「そン理由は、日本が「左側通行」であることが関係しとる。左側通行のため、赤をなるべく道路の中央寄り、つまり右側にするという考え方やね。それより左に赤があった場合、街路樹などで隠れてしまうリスクがないとは言い切れへん。どんなことがあっても、赤が見えていればクルマは停まる、停まっていれば事故は起きへん……いうわけやね。」

拳二「赤でも止まら奴は止まらねぇけどな。」

悠「おれも止まらねぇからよ、お前らも止まるんじゃ……ねぇぞ。」

優日「キボーオーノーハナー♪」

ともき「オルガやめろ」

拳二「なんでもいいが、家賃は払えよ」

悠「チィィッ!」
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