ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅴ】4

ーラスタ・ラヴ(9/19/夜)-

悠「うおおぉぉぉん!」

ともき「吠えるな」

悠「なんか今日は普通に天気悪かったな」

福太郎「曇り空やね。」

悠「おれの心は秋晴れさ」

真樹「なにいってんの?」

悠「カッコよさが溢れ出たんだよ」

マリア「特にカッコよくもなかった件について」

悠「男を見る目がない小娘だ」

マリア「男っていうか、悠さんはオスですよね。」

悠「褒めてんのか?」

マリア「いいえ」

悠「関節という関節をズラす」

マリア「男気あふれてるっていう意味で褒めてました」

福太郎「手のひらクルックル」

悠「世の中にはホント手首が球体で出来てるやつ多いよな」

ともき「お前だよ」

悠「なんのことやら」

ともき「……」
サクッ!
悠「爪楊枝で手を刺されるとは思わなかった」

ともき「思いのほか突き刺さって自分でもびっくりしてる。でも、謝る気はない」

悠「いいんだけどさ、おれだから穏便に済んでるんだぞ?」

マリア「普通に悠さんにしかないですよ。」

悠「おれだけが特別」

ともき「もう数本刺しとくか?」

悠「鍼灸師になってから頼むわ。まぁ、最近バチバチに打たれたばっかりだが」

真樹「鍼ってそんなバチバチにうつもんだっけ?」

悠「それぐらいギリギリなんだよ」

マリア「でも、悠さん派死んでも回生するんですよね?」

悠「隻狼じゃないから回生は望めないな」

福太郎「ラストリーグで頑張って」

悠「くいしばり耐久は地獄だぜ!!」

真樹「そのわりに随分楽しそう」

悠「地獄でなぜ悪い」

福太郎「結構面白いよな、その映画」

真樹「映画なの!?」

悠「最後のオチがいい。ちなみにカトリーヌ・アルレーの小説に同じタイトルのものがあるが、無関係だぞ」

真樹「いや、どっちも知らないけど」

悠「そういえばセアカゴケグモがまた国内で見つかったらしいな」

マリア「急に話変わりましたね。いつものことですけど」

悠「あとハイイロゴケグモも。」

ともき「後者は知らない」

悠「雌は有毒で、攻撃性はないが触るとかまれることがある。かまれたら局所の痛む」

マリア「その後は?」

悠「通常は数時間から数日で症状が軽減する……が、毒だからな。時に脱力、頭痛、筋肉痛、不眠などが数週間続くことがある。」

真樹「普通にヤバいじゃん」

悠「見つけても素手で触らない方がおれはいいと思う」

ともき「蜘蛛を見つけて素手で触ろうとする奴は普通はいないだろ」

福太郎「子供とかはやってまうんよな。」
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