ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅴ】4

ーラスタ・ラヴ(9/11/夜)-

悠「……」
カチッン、カチッン!

福太郎「ボールペンカチカチしてどしてん?」

悠「いや、ちょっとな……」

マリア「壊れたんですか?」

悠「うーん?壊れてんのかな?」

マリア「どれどれ?」
カチッ

悠「あ」

マリア「ぎぃゃっ!」

ともき「おいおいなんだよ……。」

真樹「えげつない悲鳴出てたよ!?」

マリア「ちょっ、な、なんですかこれ!ビリッときましたけど!!」

悠「イタズラグッズだ。押すと電気が走るやつ」
カチッカチッ

真樹「……え、普通に押してんじゃん。」

悠「うん、ピリッと来てる。」

ともき「どういうことだよ……。」

悠「いや、ピリッと来てる様な来てないような、イマイチ判断付かなかったから何度か試してたんだ。」

マリア「ガッツリとビリッときましたけども!?」

福太郎「イタズラグッズ程度の電気は悠には効果がないんやな。」

悠「道玄や神姫の赤龍に比べたら静電気程度だ」
カチッカチッ

ともき「だからって連打すんな」

マリア「とりあえず私にケガさせたんで慰謝料払ってもらえますか?」

悠「……」
スッ
ググッ!
マリア「鼻先に!!鼻先に押し付けようとしないでください!!」

福太郎「スタンガンっぽい使い方やな」

ともき「性質が悪い」

悠「乳首とかピンポイントに当てるのに使うといいかもしれないぞ」

ともき「なんでそういうアホみたいな発想をすぐに思いつくんだろうな。」

悠「へへっ!」

真樹「褒められてないから」

マリア「ハァハァ…」

悠「ということで、ちょっとどんなもんか試してみていいか?」

マリア「いいわけねーですよ!この禿げ!」

悠「禿げてねぇわ!!乳首出せやゴラァ!」

ともき「いってることが無茶苦茶すぎるんだよなぁ。」

真樹「ほとんど暴漢」

ともき「いや、完全にだろ」

福太郎「グレーよりの……いや、完全な黒かな」

悠「しかし、これじゃあ、悪戯ドッキリのリアクションがとれないな。」
ガシッ、ゴリッ、メキキッ!
マリア「あががががっ!」

ともき「何がどうなって卍固めになってんだよ。」

悠「我らは神の代理人 神罰の地上代行者 我らが使命は 我が神に逆らう愚者を その肉の最後の一片までも絶滅すること――Amen!!」

マリア「ひぇっ、死の祈りよりヤバ谷園!!」

福太郎「アンデルセン神父とガラテアさんどっちが怖いか言うたら確実にアンデルセン神父やもんなぁ」

悠「ブルゥアァァァァァッ!!」
ギリギリっ
マリア「ぐぇぇぇっ!」

ともき「やかましい」
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