ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅴ】4

ーラスタ・ラヴ(8/30/夜)-

悠「痛風は怖いぞ」

ともき「急になんだ」

悠「きつい病気といえば痛風だろ」

福太郎「風が吹いても痛いを意味する痛風」

ともき「……痛風なのか?」

悠「いいや」

駒狸「痛風の原因は尿酸値が高いことですから下げないと悪化しますよ。」

マリア「今日は痛風のトークの日なんですか?」

優日「痛風鍋っていうゴリッゴリのプリン体だらけの鍋もあったよね。」

悠「あー怖い怖い。これは怖いなぁー、怖いなぁー。」

ともき「なんなんだ」

悠「納涼怪談だ」

ともき「怪談要素0じゃねぇか。」

福太郎「中年男性には怪談より肝が冷えそうな話ではあるね。」

優日「お酒もよくないんだよね。」

駒狸「そうですね、お酒や魚介類、お肉や油……」

優日「ムシャッムッシャ、ゴックゴクッ」

マリア「フライドチキンバーレルとジョッキビール、まるでクリスマスですね。」

ともき「そうじゃないだろ」

福太郎「ヤンチャやなぁ。」

駒狸「ま、まぁ、取り過ぎというのがよくないわけですから。ある程度であれば……」

悠「おれは優日、吉音、ゆえに関してはある程度なんて言葉は通じないのを知ってる。」

ともき「通じさせろよ」

悠「もう、僕たちじゃ破壊の力を抑えられない!」

福太郎「破壊する者かな」

マリア「尿酸値を破壊する者?」

真樹「だとしたら味方側じゃないの」

悠「自身の肉体を破壊する者……なんだろう、だんだんとエロくなってきてる気がする。」

ともき「なってねぇだろ。」

悠「そっか、痛風の話、続ける?」

ともき「別に止めはしないけど……続けたいのか?」

悠「……」

ともき「……」

悠「別の話するか……尿酸値から……尿の話に」

ともき「馬鹿かお前は」

悠「でも、尿っていうのは身体の異常が分かる指標のひとつだぞ」

ともき「じゃあもう好きにしろよ……」

悠「これは実話なんだが朝トイレに行くとき洗面所の前を通ってると寝起きの駒狸さんが居たんだ。髪がなかなかの荒くれだっだぞ。」

駒狸「私の髪の話になってますよね!?」

悠「寝ぼけ眼で暴れ髪と踏んせん苦闘しているコマリンが可愛いんじゃァ~」

優日「朝から眺めてるだけで元気になりそう」

マリア「動画撮れば100万回再生余裕でいきそうですね。」

駒狸「そんないいものじゃないですから…」

真樹「そんなに朝スゴイの?」

駒狸「私の髪ってすごいくせ毛なんですよね…。それにどうも髪質が硬い感じなんで頑丈でもあるんです。うねるサボテンのトゲみたいな」

ともき「髪がうねるサボテンのトゲって表現は初めて聞いた……。」
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