ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅴ】4

ラスタ・ラヴ(8/27/夜)-

悠「ザンショー!」

ともき「うるさい」

悠「残暑きつくね?」

摩耶「まぁ、まだ八月だからね。」

悠「八月は始まったばかりだしな。」

ともき「もう終わりだよ」

悠「夏が終わるのは嫌なんじゃァ~」

ともき「やかましいわ」

福太郎「せやけど今年の夏はそんなええ感じではないちゃう?主にコロナが原因で」

悠「確かになぁ。えっぐいぐらいギリギリのショートパンツの女の生足とかを見れないの辛いなぁ。」

優日「二股に分かれた大根とか見てればいいんじゃないかな」

真樹「真っ白だしね。」

悠「大根を見て興奮し始めたら末期だと思ってる」

摩耶「おばけ大根、目回し大根、眠り大根」

悠「おれの側に近寄るなァァァ!!」

福太郎「近寄らんでもバシバシ投げつけてくるんよなぁ。」

悠「眠り避け腕輪なしでアイツが出るフロア越えるのとかマジで怖すぎる。」

摩耶「昏睡レイプ」

悠「野獣と化した大根!!」

真樹「大根なのに野獣とはこれ如何に」

悠「うるせぇぞ、大根足」

真樹「そこまで太くないし!むしろ細いし!」

優日「すね毛もないよね」

真樹「バッチリ脱毛してあるからね。」

悠「おれに言えばガムテープで毛根から引っこ抜いてやったのに」

福太郎「ひぇ…」

悠「おれも言いながら鳥肌が立った」

優日「でも、どっちかというと悠はやられる側だよね。罰ゲームとかで」

摩耶「芸人の誉れ」

悠「そっか……なるほどなぁ……。」

ともき「なんか納得したぞ」

摩耶「芸人って言葉に弱い」

優日「ひもなしバンジーとかパラシュートなしスカイダイビングとかできるからいい人材ではあるんだけどね。」

悠「バンジーはともかくパラなしスカイダイブは大掛かりな自殺だろ」

摩耶「落下途中で武空術を覚えればセーフ」

福太郎「もしくは……気合で耐える」

悠「うーん……耐えられるかな、ギリイケる気もするんだけどなぁ。」

摩耶「僕も悠君はなんだかんだで平気そうだから怖いんだよね。早く成仏して」

悠「まだ死んでないんだよなぁ。」

摩耶「僕もねいっぱい、いーーっぱい、努力して頑張って殺そうとしてきたんだけどね……死なないんだよ。」

ともき「いってることがかなりホラーなんだが」

悠「愛死合う仲だからな、おれたちは。」

優日「これも愛の形のひとつなんやなって……」

真樹「違うんじゃないかな」

福太郎「いや、違わんと思うで。古今東西愛の物語には死別やら、自殺、殺人……あらゆる、死がつきまとっとるし。」

悠「死の……先を行く者たちよ!!」

福太郎「急なヴァルプロ」
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