ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅴ】3

ーラスタ・ラヴ(8/14/夜)-

悠「猫は液体という言葉がある」

摩耶「頭さえ通ればどんな隙間も抜けられるらしいからね。」

悠「おれは他にも液体を知っている。ひとつはゆうのおっぱい、そしてもう一つが夏場の白巳だ。」

ともき「……で?」

悠「世の中は軟体生物で溢れてる。」

マリア「おっぱいは軟体生物だった!?」

福太郎「んっ、まぁ……たまにおっぱい単品が蠢いとることがあるし……多少はね。」

悠「それは木っ端になって千切れたりんねさんのおっぱいでは?」

福太郎「そうだよ(迫真)」

マリア「相変わらず死人デッキは強い(確信)」

摩耶「柔らかさなら坂東さんも凄かったじゃん。」

ともき「誰だ?」

悠「死刑囚」

ともき「えぇ…」

マリア「悠さんのお仲間ですか」

悠「誰が死刑囚だ。こちとら模範囚やぞ!……服役してねぇし!!」

ともき「なに一人で騒いでんだ」

悠「夏だからな」

真樹「夏だからおかしな人が増えてる、と」

悠「鏡見ろ」

真樹「美しい僕が映るだけだよ?」

悠「鼻の骨へし折ってやろうか」

真樹「なんでさっ!?」

摩耶「痛いんだよね、器具を鼻の穴に突っこんで力で元に戻さないといけないから。」

福太郎「ひぇ…」

マリア「鼻の骨が折れたら、そんな原始的な手段で戻すんですね……。」

悠「折れ具合にもよるが完全につぶれてたら手術だろうな。な?」

真樹「僕の鼻先に拳向けるのやめてもらえるかな!いい加減に訴えるよ!」

悠「訴えられる前に口封じしないと」

摩耶「発想がサイコパスのそれ」

マリア「これが殺人鬼の始まりなんですねぇ…。」

ともき「感心してないで止めろよ」

マリア「この中で止められるのは摩耶君だけですけどね。」

摩耶「ごめんねー。僕はしばらく骨休めするから悠君と闘る気はないんだよー。…………次は絶対に殺るけどね。」

悠「ボソッと怖いこと言われた。」

ともき「いつもの事だろ。」

悠「それもそうか。じゃあ、宝石の話でもするか。」

マリア「続けてください。」

真樹「えぇ…」

悠「これまで、日本ではダイヤモンドは発見されてない。」

福太郎「らしいな」

摩耶「金剛君が居るじゃん」

ともき「ダイヤモンド級の存在……」

悠「それでも宝石はそれなりに発見されている。トパーズ、オパール、ガーネット、アクアマリン、トルマリンなどだ」

マリア「比較的に値段の安い宝石ばかりですね。」

悠「ルビーとサファイアは、ごく少量、見つかってる。」

摩耶「水の」

悠「アクアマリン!」

ともき「ナイトハルト殿下やめい」
95/100ページ
スキ