ー談話ーラスタ・ラブへようこそ~【Ⅰ】6

ーラスタ・ラヴー

六花「ちわー」

美喜「いらっしゃい。」

鈴猫「あ、リッカちゃん。ひさしぶり」

六花「鈴猫さん!GET!ぎゅ~」

鈴猫「わっ…とと。飛びつくと危ないよ?」

六花「あー。やっぱり鈴猫さんの抱き心地いいなー。柔らかいし」

鈴猫「はは…聞いてないし、私は少し恥ずかしいんだけど」

美喜「リッカ~、私にもハグしていいわよ。」

悠「わーい、じゃあ遠慮なく。ぎゅ…」

美喜「そうそう、この厚い胸板に逞しい腕…………って、なにやってる?」

悠「ハグ。」

美喜「アンタはじゃない!離れろ!」

澪「オーナー次の発注……」

しんご「一階の掃除終わ……」

鈴猫「……」
六花「……」

悠「……」
美喜「……待ちなさい。アンタ達。話を聞き…」

澪「あ、買い出しあったな。」

しんご「ちょっと遠い方のデパートいってきます。」

美喜「ちょ、待て!鈴猫とリッカはいいけど、私は事故よ!コラ!澪!しんご!戻ってこい!!」

悠「元気だなお前」

美喜「うっさい!いつまで抱きついてるのよ離れろ!」

悠「いや、離したらなんかするだろ」

美喜「離さなくても膝で蹴るわよ?」

悠「ふっ~」

美喜「ひゃう!耳に息を吹きかけるな!」

悠「いっひっひ。」

六花「悠くん、悠くん」

悠「ぁん?」

六花「鈴猫さんが超睨んでる」

鈴猫「睨んでません。けど、小鳥遊くん……美喜が嫌がってるから、離れようね?」

悠「ゾッ……い、イエス、マイロード!平瀬さんもスイマセンしたぁ!」

美喜「いや……なんか、もぅいいわ。」

六花「鈴猫さんカッコいいー」

鈴猫「あの、リッカちゃんもそろそろ離してくれない?」

六花「あと九分だけ…」

美喜「微妙に長いわね」

悠「ウルト◯マンなら三回リターンしていますね。」

美喜「……」

悠「平瀬さん、どうかしましたか?」

美喜「……そのしゃべり方と床に正座止めない?」

悠「止めても平気だろうか?」

美喜「さぁ…けど、とりあえずアンタに敬語使われるのは…気持ち悪いわ。」

悠「どーいう意味だ…」

六花「普段敬語使わないからじゃないー?」

悠「失礼なケースバイケースで使っとるわ。っか、それをいうならリッカの事だろ。全員年上だぞ。敬意を払いやがれこのヤロウ。」

六花「ヤロウじゃないし、ちゃんと許可得てるしー」

鈴猫「けど、敬語より普通に喋ってくれるほうがいいよね」

悠「まぁ…そだな。今さらリッカに敬語使われても「はぁ?」みたいな気分になるし。」

六花「どーいう意味だー」

悠「そのままのリッカが良いって事だ。俺と一緒で自由なな。いっひっひ。」

六花「悠くんはそのままじゃダメだと思うよー。」

悠「人間はダメな部分があるほうがいいんだよ。」

六花「……ダメな部分しかなくない?」

美喜「プフッ…」
鈴猫「プッ…」

悠「よーし、そのダメな塊が今からお前の胸を揉みしだいてやらぁ!」

六花「断る!」

悠「なら、尻は!」

六花「断る!」

悠「じゃあ、ハグで。」

六花「ハグならいいよー。」

悠「よぉし、リッカおいでー」

六花「とぅ!」

トンッ

鈴猫「へっ?」

悠「おー、鈴猫やらけー。」
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