ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅴ】3
ーラスタ・ラヴ(8/9/夜)-
悠「……」
ぷにゅっ
白巳「ぷひゅー」
悠「むっ、明日は西日本は雷雨の恐れがあるぞ!」
吉音「すごい!」
ともき「いやいや、ニュースでやってたから」
悠「カタレバ!」
ともき「は?」
マリア「逆から読むと」
悠「バレタカ!」
優日「タラバガニ?」
悠「蟹喰いてぇ」
マリア「スベスベマンジュウガニでいいですか?」
悠「口の中でぐっちゃぐっちゃに咀嚼して口移しで流しこんでやるから覚悟しとけ!!」
優日「泥水で口を濯がないと」
悠「誇りの行い!」
吉音「スベスベマンジュウガニっておいしそうな名前だね。」
摩耶「美味しそうな名前は命名者の罠だけどね。」
想「どういうことですか?」
悠「スベスベマンジュウな全身の殻と脚部の身にはテトロドトキシンを含む数種の猛毒があるため、食べると死に到ることもある。」
吉音「テトロロトキシン」
ともき「テトロドトキシンだ」
想「いわゆる、フグ毒ですね。」
悠「ただし、口に入れない限りは無害で、触ったりハサミで挟まれたりしても大丈夫だ。」
吉音「スベスベ?」
さわさわさわさわさわ
白奈「ぷひゅ~…」
福太郎「蟹やからそこまで手触りはスベスベではないんとちゃうかな。」
悠「それと胴体部の身は無毒とされているが、このカニは餌から毒素を採り入れている可能性が高く、やはり食べないのが無難だろう。死にたくなければ。」
マリア「悠さんは平気ですよね。」
悠「うるせぇ、蟹シューマイにしてアツアツを口に放り込むぞ。」
優日「じゅるり」
吉音「じゅるり」
ともき「というか、日本にいるのか?」
悠「千葉県以南の海に生息しており、海水浴などで見かけることもある。ただし甲長5cmの小さなカニということもあってか、実際に本種を食べたことによる中毒事件は報告されていない。」
想「ああ、小さい蟹なんですね。」
悠「しかし、他の同科の猛毒ガニによる中毒事件(死亡含む)はいくつか報告されているため、海水浴場でこのカニを捕まえたからと言って絶対に持って帰って食べないように。」
吉音「はーい」
優日「はーい」
マリア「つまり無人島に漂流しても捕まえやすいからと言って迂闊に蟹を食べるのは危険ってことですね。」
ともき「……例えがどうもなぁ。」
悠「狙うならヤシガニだろ」
福太郎「ヤシガニってバケモンみたいなデカさのもおるよな」
摩耶「あれこそ迂闊に捕まえようとしたら指とか落とされる気がする。」
悠「……」
ぷにゅっ
白巳「ぷひゅー」
悠「むっ、明日は西日本は雷雨の恐れがあるぞ!」
吉音「すごい!」
ともき「いやいや、ニュースでやってたから」
悠「カタレバ!」
ともき「は?」
マリア「逆から読むと」
悠「バレタカ!」
優日「タラバガニ?」
悠「蟹喰いてぇ」
マリア「スベスベマンジュウガニでいいですか?」
悠「口の中でぐっちゃぐっちゃに咀嚼して口移しで流しこんでやるから覚悟しとけ!!」
優日「泥水で口を濯がないと」
悠「誇りの行い!」
吉音「スベスベマンジュウガニっておいしそうな名前だね。」
摩耶「美味しそうな名前は命名者の罠だけどね。」
想「どういうことですか?」
悠「スベスベマンジュウな全身の殻と脚部の身にはテトロドトキシンを含む数種の猛毒があるため、食べると死に到ることもある。」
吉音「テトロロトキシン」
ともき「テトロドトキシンだ」
想「いわゆる、フグ毒ですね。」
悠「ただし、口に入れない限りは無害で、触ったりハサミで挟まれたりしても大丈夫だ。」
吉音「スベスベ?」
さわさわさわさわさわ
白奈「ぷひゅ~…」
福太郎「蟹やからそこまで手触りはスベスベではないんとちゃうかな。」
悠「それと胴体部の身は無毒とされているが、このカニは餌から毒素を採り入れている可能性が高く、やはり食べないのが無難だろう。死にたくなければ。」
マリア「悠さんは平気ですよね。」
悠「うるせぇ、蟹シューマイにしてアツアツを口に放り込むぞ。」
優日「じゅるり」
吉音「じゅるり」
ともき「というか、日本にいるのか?」
悠「千葉県以南の海に生息しており、海水浴などで見かけることもある。ただし甲長5cmの小さなカニということもあってか、実際に本種を食べたことによる中毒事件は報告されていない。」
想「ああ、小さい蟹なんですね。」
悠「しかし、他の同科の猛毒ガニによる中毒事件(死亡含む)はいくつか報告されているため、海水浴場でこのカニを捕まえたからと言って絶対に持って帰って食べないように。」
吉音「はーい」
優日「はーい」
マリア「つまり無人島に漂流しても捕まえやすいからと言って迂闊に蟹を食べるのは危険ってことですね。」
ともき「……例えがどうもなぁ。」
悠「狙うならヤシガニだろ」
福太郎「ヤシガニってバケモンみたいなデカさのもおるよな」
摩耶「あれこそ迂闊に捕まえようとしたら指とか落とされる気がする。」