ｰラスタ･ラヴ(8/7/夜)-

悠「今年はサンマが高騰するっぽいぞ」

優日「じゃあ、安くて美味しい魚を他に用意してよ!!」

悠「おれにいわれてもなぁ。」

ともき「確かに」

摩耶「でも、男の見せどころでしょ?」

悠「どうしろと」

福太郎「……釣る?」

悠「来た、来た、来てんだろっ!!」

真樹「なにそれ…」

優日「ツリエル姉貴兄貴」

ともき「誰だよ、そしてどっちだよ」

悠「ツリエル姉貴兄貴であってるぞ」

ともき「あってんのかよ…。」

真樹「結局誰?」

福太郎「釣りゲーのRTAをようやっとる人」

優日「釣りゲーって……最近見ないよね。」

悠「ないわけじゃないんだが、普通の釣りゲーっていうのはさすがに売れないだろ。いろいろとやりつくしてるだろうし。」

真樹「え、でもテレビで何か釣りのゲームのCM見たことある気がしたんだけど」

悠「モンスターみたいなのを釣り上げる奴だろ?おれがいってるのは普通の釣りゲーだよ」

摩耶「普通の釣り……普通に釣りに行けばいいんじゃないかな。」

悠「釣れたとしても生魚に触れない層が居ると思う」

優日「触るのも平気、食べるのも平気です!!」

ともき「むしろ食べられないものはあるのか?」

優日「毒物とか無機物かな」

福太郎「せやろね」

摩耶「悠君はどっちもいけるよね?」

悠「…………無機物は、流石にきついかな」

ともき「毒物はいけるのかよ」

悠「もちろん、ケースバイケースだけどな。好んで食べるわけじゃないし、お腹痛くなるんラ食べない方がいい」

真樹「お腹が痛くなるぐらいで済まないでしょ」

福太郎「それで済んだらええ方やな」

摩耶「悠君は……人間をやめてる節が濃厚」

悠「人間ですがなにか!!」

ともき「どんどん疑わしくなってくるんだよ」

悠「おれ……にんげん……おれ……にぃ…げぇん……」

ともき「色々と失ってきてんじゃねぇか」

悠「冗談だ」

摩耶「人間性は汚れてるけどちゃんと人間だよね。」

悠「うん!……うん?」

優日「それで魚釣ってきてご馳走してくれる話は?」

悠「いつのまにそこまで話が進んでたんだろうな」

優日「意義が出ないからどんどん進めていってるんだよ。私の中で」

悠「ひとりで話しを進めるんなら、一人で解決していただけませんかね?」

優日「このクッソ暑いのに魚釣りとか、いやーきついっす。」

悠「きついことを人にやらそうとしてんじゃない!」

ともき「珍しく正論だな」

摩耶「ぶっちゃけ釣った魚じゃなくてお寿司とかでもいいんだよね?」

優日「ぜんぜんOk。というか、何か食べさせてくれるなら魚でなくてもいいよ。」

福太郎「素直」

ともき「素直っていうのかなぁ、これ……。」