ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅴ】3

ーラスタ・ラヴ(8/6/夜)-

悠「ババババッ」

ともき「……」

福太郎「バーバパパ」

マリア「ヘリコプターのプロペラ音」

摩耶「恐ろしいババアとの遭遇」

悠「摩耶のが面白かったからそれで」

ともき「それでじゃないんだよなぁ。」

悠「にへへへっ!」

ともき「何だコイツ」

真樹「おかしなひと」

悠「おかしけりゃ笑え」

真樹「むしろ笑わせてみてよ。」

悠「……笑え。」
ガシッ!
真樹「ぐぇっ!?」

悠「笑わないと1秒ごとに手に力を入れていく。笑え。」

真樹「は、はははっ」

悠「笑わせたぜ」

真樹「ヤクザかな?」

マリア「それよりもっと恐ろしい性質の悪い何かです」

悠「失敬な!ぷんぷん!」

ともき「なにがぷんぷんだ」

悠「爆ギレぶんぶん丸ヨガファイヤーとか言えばよかったか?」

真樹「激おこぷんぷん丸カムチャッカファイヤーじゃない…?」

悠「ちょっと違ってたな」

マリア「そうですね。「丸」以外違っているだけの「ちょっと」ですね。」

悠「言いたいことがあるならハッキリ言えよ。」

摩耶「……」
ササッ
マリア「ばーかばーか!」

ともき「摩耶君の後ろに隠れて子供みたいな悪口を飛ばすなよ……。」

悠「摩耶、そこ退いてそいつ殺せない!」

福太郎「昔懐かしのヤンデレ」

マリア「さらりと殺すとか言われてるんですが……」

摩耶「ラリアットで吹っ飛ばすといいよ」

マリア「例え悠さんが棒立ちで私が本気ダッシュでラリアットかましに行っても吹き飛ぶのは私だと思います。」

摩耶「完全に首にクリーンヒットすれば或いは……」

悠「そのためにはおれがわざわざ首に着弾するように立ち位置を合わせてやらんといかんのだが。」

摩耶「覚悟が?」

悠「道を切り開く!!いや、そうじゃなくてな。」

マリア「すこしは人の痛みを知った方が成長に繋がりますよ?」

悠「人一倍、いや、十倍は傷ついてく来てるんだよなぁ。頭に金属バットのフルスイングとか」

福太郎「んっ、確かにそのレベルの痛みを知っとるんはなかなかおらんと思うわ」

摩耶「普通死ぬけどね。」

ともき「だよな」

悠「生きてるぅー!」

福太郎「りんねさんも頭打って転げ落ちてミンチになっても「頭ぶつけちゃった、てへ♪」で済ますしな」

悠「それと同列にされるのは流石に困るなぁ。」

摩耶「ということは悠君も頭取れても平気?」

悠「無理無理取れない!」
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