ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅴ】3
ーラスタ・ラヴ(7/25/夜)-
悠「Goto!」
拳二「家賃」
悠「強盗!」
拳二「だれが強盗だ。」
ゴスッ!
悠「助けて!都会のゴリラに襲われています!」
拳二「……」
ドゴッ!
悠「うぅーわ、うぅーーわ、うぅーーーわ(エコー)」
福太郎「ストリートファイターかな?」
マリア「まぁ、リアルストリートファイターみたいなもんですからね。」
悠「あー、痛いわ、これ絶対折れてるわぁ。」
ともき「どこが?」
悠「尾てい骨」
ともき「何で今の流れで尾てい骨が行くんだよ」
悠「倒れ方が悪かったやつだ。受け身ができないと意外と多くてな」
ともき「別に聞いてないんだが」
悠「優しくしてよ!」
ともき「うるせぇ」
真樹「いつまで寝転がってるの?」
悠「こうしてたらスカートの美少女が顔元に立ってくれるかもしれないだろ。」
福太郎「高確率で顔面踏みつけてきそう(小並感)」
悠「踏みつけるぐらいならいいんだけどな、ガチ勢だと側面から首にサッカーボールキック入れてくる気がするからな。」
ともき「なんのガチ勢だ……」
悠「神姫とか」
マリア「もっと確実なトドメさしてくるんじゃないですか?」
悠「せなや。」
拳二「とりあえず起きろよ」
悠「仕方ない……江戸の物価の話でもするか」
マリア「これこれぇ、これを待ってたんですよぉ!!」
ともき「喰いつき方が怖ぇよ。」
悠「前回は食事の話だったが今回は「夜の照明の値段」だ。江戸に使われていた照明具は行燈か蝋燭だった。しかし蝋燭は高級品で庶民には手が出ない。そこで江戸庶民は行燈に灯油を用いて夜の照明として使っていた。」
真樹「どのぐらい明るいの?」
悠「1ワットか2ワットほどの非常に暗いものだったが、江戸の人々にとってはとても大切な明かりだった。」
ともき「明かりは大切だろうな」
悠「さて肝心の灯油の価格だが、原料の菜種油はもともと食用油で高価なものだった。一合あたり41文ほどが相場だったからこれを三日で使うとすれば一日当たりの照明代は約14文」
マリア「462円!」
福太郎「早い(確信)」
悠「当時の職人の一日当たりの収入は400~500文ほどだったからできるだけ灯油は使わず、夜は速く寝るのが普通だった。収入の低い人はイワシなどの魚油を使っていた。価格は菜種油の半額くらいだったが、悪臭がひどく長時間使用していると頭が痛くなるという代物だったそうだ。灯油は生活に必要な物だったが、庶民には一升買いなどできるはずもなく、灯油売りから少量ずつ買ったんだ。」
マリア「悠さんは灯油売りに向いているかもしれませんね。」
悠「その心は?」
マリア「いろんなところで油を売ってますし」
「「HAHAHAHA」」
ともき「何だコイツら」
拳二「とりあえず家賃払えよ」
悠「Goto!」
拳二「家賃」
悠「強盗!」
拳二「だれが強盗だ。」
ゴスッ!
悠「助けて!都会のゴリラに襲われています!」
拳二「……」
ドゴッ!
悠「うぅーわ、うぅーーわ、うぅーーーわ(エコー)」
福太郎「ストリートファイターかな?」
マリア「まぁ、リアルストリートファイターみたいなもんですからね。」
悠「あー、痛いわ、これ絶対折れてるわぁ。」
ともき「どこが?」
悠「尾てい骨」
ともき「何で今の流れで尾てい骨が行くんだよ」
悠「倒れ方が悪かったやつだ。受け身ができないと意外と多くてな」
ともき「別に聞いてないんだが」
悠「優しくしてよ!」
ともき「うるせぇ」
真樹「いつまで寝転がってるの?」
悠「こうしてたらスカートの美少女が顔元に立ってくれるかもしれないだろ。」
福太郎「高確率で顔面踏みつけてきそう(小並感)」
悠「踏みつけるぐらいならいいんだけどな、ガチ勢だと側面から首にサッカーボールキック入れてくる気がするからな。」
ともき「なんのガチ勢だ……」
悠「神姫とか」
マリア「もっと確実なトドメさしてくるんじゃないですか?」
悠「せなや。」
拳二「とりあえず起きろよ」
悠「仕方ない……江戸の物価の話でもするか」
マリア「これこれぇ、これを待ってたんですよぉ!!」
ともき「喰いつき方が怖ぇよ。」
悠「前回は食事の話だったが今回は「夜の照明の値段」だ。江戸に使われていた照明具は行燈か蝋燭だった。しかし蝋燭は高級品で庶民には手が出ない。そこで江戸庶民は行燈に灯油を用いて夜の照明として使っていた。」
真樹「どのぐらい明るいの?」
悠「1ワットか2ワットほどの非常に暗いものだったが、江戸の人々にとってはとても大切な明かりだった。」
ともき「明かりは大切だろうな」
悠「さて肝心の灯油の価格だが、原料の菜種油はもともと食用油で高価なものだった。一合あたり41文ほどが相場だったからこれを三日で使うとすれば一日当たりの照明代は約14文」
マリア「462円!」
福太郎「早い(確信)」
悠「当時の職人の一日当たりの収入は400~500文ほどだったからできるだけ灯油は使わず、夜は速く寝るのが普通だった。収入の低い人はイワシなどの魚油を使っていた。価格は菜種油の半額くらいだったが、悪臭がひどく長時間使用していると頭が痛くなるという代物だったそうだ。灯油は生活に必要な物だったが、庶民には一升買いなどできるはずもなく、灯油売りから少量ずつ買ったんだ。」
マリア「悠さんは灯油売りに向いているかもしれませんね。」
悠「その心は?」
マリア「いろんなところで油を売ってますし」
「「HAHAHAHA」」
ともき「何だコイツら」
拳二「とりあえず家賃払えよ」