ー談話ーラスタ・ラブへようこそ~【Ⅰ】6

ーラスタ・ラヴー

悠「おっかしいな……確かにこの辺りに宝箱あったはずなのに…」

梓「勘違いじゃないのか?」

ともき「っか、一個ぐらいよくね?」

悠「ダメだ。俺は学校に忘れてきた教科書や宿題には一切興味ないが、ダンジョンの宝箱はたとえ薬草やミミックでも取りこぼしは認めない!」

翼「他のところに気をまわせよ…。」






鈴猫「盛り上がってるね」

優日「ドラ◯エ5は良いゲーム。」

鈴猫「優日ちゃんもゲームすきだよね。」

優日「RPGとかはね。けど稲葉ちゃんや悠には負けるよ。」

稲葉「そうね。優日はギャルゲやらないし。」

鈴猫「普通は女の子はやらなくない?」

稲葉「BLゲーがいいと?鈴猫さんも好きねぇ。クスクス」

鈴猫「私は至ってノーマルです!」

優日「けど、鈴猫さんて女性にモテそうだよね。」

鈴猫「……優日ちゃん?」

優日「あ、違うよ。私もそっちの趣味は無いから誤解しないでね。」

稲葉「アレよね。悠に関係したら形なしだけど普段はスポーティーでしっかり者。女子からはお姉さまって呼ばれそうなタイプっていいたいのよね?」

優日「イエス。」

鈴猫「はは……。けど私、大学で友達少ないし…」

稲葉「あら、意外ね。」

鈴猫「地元は崇の悪名が広まってるからね……。おかげで私は大学では恐れられてるのよ…。あの女に近づくとSウルフに襲われるって……てゆーか!だいたい、私は崇の女じゃないってゆーの!」

優日「まぁまぁ、鈴猫さん落ち着いて」

稲葉「けど、鈴猫さんも崇さんの側にはいるのよね?」

鈴猫「うっ……だって、崇と薫は幼馴染みで最初の友達だし……」

優日「あ、キュンってきた。」

稲葉「鈴猫さんは優日のフラグを立てたわね。」

鈴猫「いやいや…違うでしょ」

稲葉「悠に総立ちだそうよ」

優日「むぅ、残念…。」

鈴猫「残念て…」

稲葉「おもしろいから、鈴猫さんで遊びましょうか。」

鈴猫「臆面もなくいった?!」

美喜「面白そうね」

鈴猫「美喜も参加?!」

優日「じゃあ、悠をセクシーに攻めてみようか。」

鈴猫「せ、セクシーに?具体的になにをすれば?」

優日「そーだねー。さりげなく隣に座って手を重ねるとか」

稲葉「さりげなくM字開脚とか」

鈴猫「ブッ!」

美喜「どこの痴女?」

稲葉「あぁ…けど、鈴猫さんズボン派だからダメね。あ、でも、悠ならあるいは…」

鈴猫「やりません!」

美喜「けど、たまにはスカート履いてみたらどう?」

優日「オーナーさんはここ最近ずっとメイド服ですね」

美喜「まぁね…」

稲葉「……メイド服で後ろ手を縛られた状態で悠のベッドに転がっているのはどうかしら?」

優日「次の瞬間にはメイド服剥ぎ取られちゃうね。」

鈴猫「やらないから!」

美喜「てゆーか、優日ちゃんて可愛い顔して凄いこというわね…」
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