ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅴ】3

ーラスタ・ラヴ(7/1/夜)-

悠「七月ゥゥゥッーー!」

ともき「うるせぇ」

悠「(´・ω・`)」

ともき「顔がうるせぇ」

悠「おれがイケメン過ぎるばかりに」

優日「顔面にヤドクガエルが降ってきて直撃したらいいのに」

悠「ウェザー・リポート…」

福太郎「ガチの惨事」

真樹「ヤドクってぐらいだから毒あるんだよね?」

福太郎「テトロドキシン系やね」

悠「フグでお馴染みの毒」

真樹「死ぬじゃん」

悠「お前、タピオカミルクティーとか好きそうな顔してるよな」

真樹「タピオカミルクティーとか好きな綺麗な顔してるよ」

ともき「小鳥遊の血を感じる返しだなぁ」

福太郎「確かに」

悠「そんなお前にいいものをご馳走してやろう」

真樹「ろくなもんじゃない気がする」

悠「カエルにはマルメタピオカエルなんてのもいるんだ。そもそもカエルの卵はタピオカそっくりっていわれてるよな?」

福太郎「言われ切ってきたネタやね。」

悠「だから、それを実現してヒキガエルのタマゴミルクティーを飲ませてやる」

真樹「(いら)ないです」

悠「遠慮するな」

福太郎「質問」

悠「はい、どうぞ」

福太郎「実際、カエルの卵って食えるん?」

悠「カエルの卵は茹でるとアクが抜けて透明感が増し寒天みたいになる。その喉ごしはとても爽やかでゼラチンや葛きりに似た味わいだそうだ。」

優日「私は普通に美味しそうと思った」

ともき「おいおい…」

悠「実際、ココナッツやあんみつみたいな甘味として喰うケースもあるみたいだ。」

ともき「マジかよ…」

真樹「ということは実際に食べられてるんだ…」

ともき「そう聞くと嫌悪感さえどうにかできれば食糧問題の一つの策としても考えられそう……だな?」

悠「ただひとつ気になるのは食べた後に体調不良に陥った証言があることぐらいだな」

ともき「看過できない内容!!」

悠「ヒキガエルはプフォットキシンって神経毒を持ってて微量だけど卵やオタマジャクシにも含まれてるそうだ。」

優日「プフ?」

悠「プフォットキシン。」

優日「どの程度の毒なの?」

プロメ(仮)【モルモットがこの毒を注射されるとおう吐、痙攣の後、最悪死に至る程度の毒です。】

ともき「ガチ毒じゃねぇか!」

悠「だから毒って言ってるじゃん。」

真樹「そんなものをなぜ僕に飲ませようとするのか……」

プロメ(仮)【コレガワカラナイ】

悠「毒といえばドク、そうだ!バックトゥザフューチャー3の話を」

ともき「今日はもういいわ」

悠「なんですと!?」

優日「いや、今は何聞いてもカエルの話のインパクトに負けてきっと耳に入らないしね。」
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