ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅴ】3

ーラスタ・ラヴ(6/28/夜)-

悠「あー……柔らかいものに顔をうずめたい……。」

優日「田んぼとか?」

マリア「ヘドロ。」

悠「柔らかいっていう段階じゃないだろ。」

福太郎「液状やな」

悠「吉音ー吉音ー!」

吉音「なにー?」

悠「太ももに頭を置かないと心が折れるから膝貸してくれ。」

ともき「なにいってんだこいつ」

悠「柔らかいものを求めてるんだよ!!さっきいっただろいい加減にしろ!」

ともき「お前がな」

優日「吉音ちゃんの膝は私が占拠した。」
ごろん
吉音「占拠されちゃった。」

悠「あなた…『覚悟して来てる人』…………ですよね。人の「膝枕」を奪うって事は逆に「始末」されるかもしれないという危険を常に『覚悟して来ている人』ってわけですよね…」

ともき「そもそも、お前の物でもないがな」

優日「悔い改めてどうぞ」

悠「うるせぇ!ゴールドエクスペリエンス叩きこむぞ!」

マリア「酷い逆切れ」

真樹「いつも酷い」

悠「おおぉぉん!?」
ズズィッ!
真樹「ひぇ、近い…」

福太郎「ガチ恋距離いうやつやっけ?」

優日「ガチ恋っていうかガチンコ距離」

悠「さぁ、バックトゥザフューチャー3の小ネタを話していっちゃうぞー」
メシメシッ!
真樹「あばばば!」

悠「ドライブインシアター。マーティが1885年にタイムトラベルする出発点となったのはとあるドライブインシアター。」

吉音「ドライブインシアターってなに?」

福太郎「駐車場にスクリーンを配置して、車に乗ったまま映画が鑑賞できる映画上映施設や」

悠「そのドライブインシアターの扉付近に2枚の映画ポスターが張られているがポスターはそれぞれ「半魚人の逆襲」と「タランチュラの襲撃」という映画。これらの映画は実際に存在しどちらも無名時代のクリント・イーストウッドが出演している映画だ。」

マリア「B級臭が半端ないですね。」

ともき「……鮫じゃないからセーフかな」

悠「マーティは1885年でクリント・イーストウッドと名乗るが、1885年の人々は彼の名前を知らないため映画ポスター2枚と共通点があった。」

吉音「クリキントン」

優日「たまに丼いっぱい食べたくなるよね。」

ともき「丼って…」

悠「ホバーボード。1885年にタイムスリップする前にドクとマーティは持ち物を確認しており、その際ドクは「あの空中を飛ぶ道具は?」とマーティに聞いている。ホバーボードは今作のラストでドクを助けることになるわけだが普段のドクであれば未来の物を過去に持っていくのは危険だと注意するはず。まるで自分に起こる身の危険を察知していたかのような発言だった。」
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