ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅴ】3

ーラスタ・ラヴ(6/10/夜)-

悠「おれの心を裏切った!!」

ともき「うるせぇ」

悠「ボソボソ(おれの心を裏切った)」

ともき「耳障り」

悠「はっはっは、へっはははっ!」
ベシベシ
ともき「うぜぇ…」

悠「はー……ワードウルフと水平思考クイズどっちで遊ぶ?」

ともき「唐突だなぁ…」

吉音「はーい、遂行私兵ゲーム!」

優日「超一流のスパイかな?」

吉音「あれ?」

想「水平思考、ですね。」

真樹「吉音ちゃんの発想がすごい」

福太郎「これは水平思考のプロかもしれんな」

ともき「いやいや…」

プロメ(仮)【コップ一杯の水を、すかさず写真を撮る男性グループがいます。何故でしょうか?】

ともき「そして有無を言わさず始めやがるし……」

真樹「はい、貴重な水だったから」

悠「そんな単純なわけねぇだろ禿げ」

真樹「禿げてないよ!」

プロメ(仮)【もちろん違います。】

ともき「えー、質問。その水に価値はある?」

プロメ(仮)【いいえ。普通の水です。】

優日「その水に色はついてますか?」

プロメ(仮)【いいえ、普通の水なので色はついていません。】

吉音「その水は飲めますか?」

プロメ(仮)【はい、もちろん飲めます。】

想「その男性グループは水が大好きですか?」

プロメ(仮)【それは分かりません。関係ないです。】

悠「コップに価値はあるか?」

プロメ(仮)【いいえ、どこにでもあるコップです。】

福太郎「そのコップは花瓶とかそういうので代用しとる?」

プロメ(仮)【いいえ、していません。】

想「その写真はカメラで撮りましたか?」

プロメ(仮)【はい、カメラです。】

吉音「男性グループは何人?」

プロメ(仮)【関係ありません。】

真樹「グループってついてるのに人数は関係ないのか」

想「でもグループとついているということは会話などをしているんじゃないのでしょうか。ひとりでなら男性いいはずですし。」

優日「その水は男性グループは飲みましたか?」

プロメ(仮)【はい、飲みました。】

真樹「インスタにアップしましたか?」

プロメ(仮)【どうでしょうしたかもしれませんし、してないかもしれません。】

悠「インスタバエは関係なしか」

吉音「コップを写真で取った場所は重要?」

プロメ(仮)【はい、重要です。】

想「場所……ですか。」

ともき「そこはアルプスの雪解けの場所ですか?」

プロメ(仮)【いいえ、違います。】

真樹「そこはどこかの世界遺産とかの場所ですか?」

プロメ(仮)【いいえ、世界遺産とかではないです。】

悠「そこは湖や、海などか?」

プロメ(仮)【おしゃれなところなら見えるかもしれませんが、見えないかもしれません。】

想「それは外で撮りましたか?」

プロメ(仮)【いいえ、外で取っていません。】

ともき「室内ってことか…」

悠「その室内にはコップ以外にも写真を撮る場所があってそれをバックに撮ったか?」

プロメ(仮)【いいえ、コップ一杯の水だけを撮りました。】

吉音「そのコップに入った水は一人に一個ありますか?」

プロメ(仮)【はい、人数分あります。】

優日「そこの室内はいつも水がありますか?」

プロメ(仮)【はい、あります。】

想「それは男性のグループでなければダメですか?」

プロメ(仮)【いいえ、女性のグループでも大丈夫です。】

悠「男でも関係なく人数も関係ない……アニメの聖地とかか?」

プロメ(仮)【いいえ、違います。】

吉音「その水に反射している何かを取ろうとしていましたか?」

プロメ(仮)【いいえ。普通に水を取ろうとしていました。】

想「そのコップは透明ですか?」

プロメ(仮)【関係ないですが、ここの場所では透明が多いかもです。】

悠「……中に入ってるのは水か?」

ともき「いや、水っていっただろ。」

プロメ(仮)【はい、水です。】

悠「言い方が悪かったコップに入ってるのは水じゃないとダメか?」

プロメ(仮)【はい、水じゃないと成り立ちません。】

吉音「普通の水で、普通のコップで写真を撮るけどインスタにアップとかはしない……」

ともき「それも室内で」

福太郎「そン水の写真はインスタとかにアップはせんけど人には見せる?」

プロメ(仮)【はい、見せます。】

福太郎「普通の水を……」

想「その人は水道とか水に関係する仕事をしていますか?」

プロメ(仮)【いいえ、していません。】

悠「そいつらは日本人か?」

プロメ(仮)【いいえ、違います。】

悠「日本人じゃないのか……」

想「そこは温泉とかですか?」

プロメ(仮)【……温泉とかにもあるとは思います。場所によりますが。】

吉音「あるって何があるんだろ…」

真樹「その水を撮るにはお金が必要?」

プロメ(仮)【いいえ、必要ではありません。】

悠「その水は有料か?」

プロメ(仮)【いいえ、無料です。】

吉音「えー、もうわかんない……」

優日「何かヒントちょうだい?」

プロメ(仮)【日本人ではないといいましたが外国人です。】

悠「…………わかった。」

ともき「え、マジか?」

悠「誰か答えたいならいいぞ、多分おれは正解が言える。」

想「私も恐らくわかりました。」

真樹「マジ?なになに?」

悠「じやあ、想いさんどうぞ」

想「はい、恐らくですが外国だとレストランや食事をする場所では水は有料なので、無料で出されるお水に感動、または驚いて写真を撮った……ではないでしょうか?」

プロメ(仮)【おみごと!正解です!】

「「「おーー!!」」」
パチパチパチパチ

悠「やったぜ!」

優日「悠はやってないけどね。」

悠「おれだって真実に辿り着いていた!」
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