ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅴ】3

ーラスタ・ラヴ(5/19/夜)-

悠「咆哮、慟哭、大地揺らす、もはや物言わぬ骸の前で~♪」

マリア「寝てるだけじゃないですか?」

悠「一理ある」

ともき「大地揺らすほどの慟哭ってるのに起きないなら死んでるだろ」

真樹「うるさすぎて気絶したとか」

悠「鬼は怖いね」

ともき「鬼と関係ある話だったのか?」

福太郎「嘘と慟哭は御伽の国の鬼が島のアレンジやからね。」

悠「それにしても昨日は雨だったのに今日は腫れ、どうなってんの?」

ともき「字が違う」

マリア「腫れて何か問題あるんですか?」

悠「ないよ。あるとするなら真桜のステイホームが加速するだけ」

鈴猫「今のところステイホームでもいいんじゃないかな…」

悠「せやなー♪せやせやせや……なっ!」

福太郎「何でも言うことを聞いてくれる悠くん」

悠「違う。なんでも鮫映画を教えてくれる悠くんだ!」

ともき「教えないでくれ」

悠「でも、もうすぐサメーの季節じゃん?」

鈴猫「サメー?」

ともき「サマーな」

真樹「今のよく分かったね…」

悠「これがともきの恐ろしいところなんですよ」

ともき「お前、俺の何を知ってるんだよ」

悠「あれやこれや」

ともき「ぶっ飛ばすぞ」

悠「ぶっ飛ばすといえば「乾杯」だが日本人で初めて「乾杯」をした人を知ってるか?」

ともき「例の如く「乾杯」と「ぶっ飛ばす」には何も関係もないのに普通に続けるところが腹が立つ。」

鈴猫「ま、まぁまぁ…」

悠「1854年、日本は、アメリカと日米和親条約を結んだあと、イギリスと日英和親条約を結んだ。それをめぐる会談後、イギリスのエルギン伯爵らと日本の井上信濃守清直らの間で行われたのが、記録に残る日本発の乾杯だ。」

マリア「本当ですかねぇ?」

悠「もちろんそれ以前、長崎の出島辺りで、行われていた可能性もあるが。」

鈴猫「そうなんだね」

悠「そして時を経て今では貴族が漫才のツッコミに使う……」

ともき「ツッコまんぞ」

悠「ツッコまんのかーい!」

ともき「……」

悠「これがともきの恐ろしいところなんですよ。」

ともき「だからお前は俺の何を知ってんだよ!!」

真樹「テンドン」

マリア「じゃあ、たまには私も対抗していくとしましょうか。」

福太郎「ほほう?」

マリア「ドリンクバーでもとをとるには、何杯飲めばいいか知ってますか?」

悠「たぶんだけど吉音かゆえか優日を連れていけば一人で全員分の元をとれる。」

ともき「1人1人のパワーが強すぎる。」

マリア「ドリンクバーの原価は。一杯平均20円前後。180円のドリンクバーなら、10杯は飲まないと、もとはとれないわけです。とりわけ、炭酸飲料、コーヒーは、原価15円ほどと安いので、12杯は飲む必要があります。」

鈴猫「そんなに安いんだ…」

真樹「じゃあ、逆に原価が高いのは?」

マリア「比較的に原価が高いのは果汁100%のジュースとココア系、抹茶系で、こちらの原価は25~30円程度。6~7杯で元が取れます。」

悠「闇の深淵にて重苦にもがき蠢く雷よ。彼の者に驟雨の如く打ち付けよ」の詠唱から発動する大魔法は?1.グラビリティブレス2.高温ガス3.かがやく息4.ポイズンブレス」

マリア「鈴猫さんの吐息で眠りにつきたいですね」

真樹「マイナスイオン的な?」

鈴猫「でないから」

ともき「滝かなんかか…」

福太郎「グラビリティブレス」
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