ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅴ】2

ーラスタ・ラヴ(5/11/夜)-

悠「言葉では零せないこの想い胸の中で広がっていたくだらない記憶でさえも鮮明に映った~♪」

優日「名曲も歌い手次第で残念に聞こえる不思議」

悠「なんでや!萃夢想やぞ!」

ともき「いや、知らんがなとしか…」

悠「知って、知って、もっと知ってよぉっ!」

ともき「うざいって言うかキモイ」

悠「おかしいな、黄色い声がキャーキャーだろ」

神姫「悲鳴の間違いじゃないの?」

悠「絹を裂くような女の悲鳴って一文が好き」

ともき「何の一文なんだよ……」

優日「悠の悲鳴を一文で表すと?」

真樹「潰れたヒキガエルの悲鳴?」

悠「ヘッドソバット!」
ガィン!
真樹「ぎゃいん!」

悠「そうだ。ヒキガエルといえばクールミントガムのペンギンのメッセージを知ってるか?」

神姫「ヒキガエルはどこ行ったのよ。」

悠「ゲロゲーロ」

神姫「……」
ズドッ!
悠「げろぉっ!」

福太郎「綺麗なボディブロー」

優日「それでクールミントガムのペンギンのメッセージって?」

悠「オロロッ……おぶっ……クールミントガムのパッケージには、ペンギンが5匹描かれてるが、その2匹だけが、左手をあげてるんだ。」

真樹「それれ?」

ともき「頭突きのショックが抜けきってないな…」

悠「製造元のロッテによると、古いパッケージに描かれていたクジラがいなくなり、ペンギンはクジラに対して、感謝の気持ちを込め、挨拶しているのだという。」

優日「挨拶は大事、古事記にもそう書かれている。」

悠「ドーモ、小鳥遊=悠です。」

優日「ドーモ、月見里=優日です。」

悠「戦闘前の挨拶は基本……デュエル!」

ともき「そういう流れかよ」

神姫「私の先攻。魔法カード名推理を発動。」

福太郎「んっ、しかも今日は神姫さんがやるんやな。」

神姫「私のデッキに入っているモンスターのレベルを推理してもらうわ。そして通常召喚可能なモンスターが出るまでデッキをめくり、推理が当たりならすべて墓地へ。外れならめくったモンスターを特殊召喚する。さぁ、レベルを宣言してちょうだい。」

悠「レベル8だ」

神姫「めくるわね。残念ね。このカードはレベル5よ。」
ぺら【カタパルトタートル(エラッタ前)】

福太郎「あっ」
優日「あっ」
ともき「あっ」

真樹「んー?」

神姫「名推理の効果でフィールドに特殊召喚、して手札から魔導サイエンティストを通常召喚!揃ったわ……サイエンカタパの完成よ。魔導サイエンティストの効果、ライフポイントを1000払うことで融合モンスターを1体を特殊召喚する!紅陽鳥を特殊召喚。さらにカタパルトタートルの効果でフィールドのモンスター1体を墓地へ送り、その攻撃力の半分のダメージを相手に与えるわ。紅陽鳥の攻撃力は2300、1150のダメージよ。」
LP8000→7000

悠「ぐぅっ!けど、カタパは1ターンに1度しか…」
LP8000→6850

神姫「これはエラッタ前のカタパよ。」

悠「でしたね。」

神姫「ライフと融合モンスターがある限りループする射出コンボ。こんなこと可能になるからサイエンティストは禁止だし、カタパもエラッタされたのよね。あとはサイエンカタパの効果を使い続けるだけ!紅陽鳥!紅陽鳥!攻撃力2200の金色の魔象!金色の魔象!金色の魔像!ブラキオレイドス!」
7000→6000→5000→4000→3000→2000→1000

悠「がっ、ぎっ、ぐっ、げっ、ごっ!」
LP6850→5700→4550→3450→2350→1250→150

神姫「最後に攻撃力300の魔導サイエンティストを投げて、150ダメージ!ジャストキル!!」

悠「改めて思ったんだがこのデッキってどうやって攻略すればいいんだろうな」

神姫「そんなの簡単よ。同じデッキを使えば理論上勝率は50%。」

悠「やめろ!そんなのデュエルじゃねぇ!ぐわああああっ!」
LP150→0

ともき「ジャンケンでいいんじゃないかな」

神姫「そういうことにならないために禁止されたりエラッタされたわけだからね。」

悠「はい、小鳥遊お勉強問題!遊戯王:次のカードのうちエクシーズ素材を10枚重ねると特殊勝利できるカードは?1.毒邪神ヴェノミナーガ2.真・エクゾディア3.終焉のカウントダウン4.ゴーストリックの堕天使」

福太郎「これは昨日ゆうなちゃんがぶちかました奴やな」

神姫「10枚素材重ねってやるわね。」

悠「剛鬼デッキで回したほうが早いって言おうとしたら逃げられたけどな。」

優日「特殊勝利は浪漫だからね。」

福太郎「エクゾディアとか一度はやるもんな」

真樹「そうなんだ」

ともき「ゴーストリックの堕天使」
100/100ページ
スキ