ー談話ーラスタ・ラブへようこそ~【Ⅰ】6

ーラスタ・ラヴー

悠「うーむ…ドカ◯ンのスーファミを一人で99周はなかなか虚しくなってきたな。」

澪「まぁ、48周までやったらそう思ってくるわな…」

悠「だって前に、亮と何でもありの勝負したんだよ。魔法攻撃、デビル化アリアリで…一週間お互い口聞かなかったな。赤宝箱上等!」

澪「お前らが一週間もか…てゆーかせめて仲良く喧嘩しろ」

悠「ともきとは3日だった」

澪「終いにゃ友達無くすぞ!」

悠「いっひっひ。なぁにその程度で壊れる友情ならとっくに壊れ…いや、グレイズしてるさ」

澪「なんでわざわざいいなおした」

悠「溢れだすカリスマがそうさせたのさ」

澪「あーそう…」

悠「澪たん冷たーい」

澪「澪たんいうな……けど…」

悠「けど?」

澪「夕方の時はカリスマ溢れてたぞ。」

悠「夕方ぁ?」

澪「楓とかと話してるときだよ。あのときは少し格好よかったよ。」

悠「やれやれどうして男にはモテるかねぇ。」

澪「女の前でいわないから…っと、最後はいつものパターンになるからだろ?」

悠「なんの事やら。それに…パターンてなんだパターンって!」

澪「わざわざ道化になって貧乏くじ係になるだろ?」

悠「ちげぇよ。アレだたまたまいつも当たりクジを引けないだけだ。」

澪「はっはは、ならオーナーにでも運を分けてもらわないとな。」

悠「運なら幸運より、女運が欲しいもんだ。」

澪「いや、それはあると思うぞ」

悠「ねぇよ!イヤミか!」

澪「……じゃあどの辺がないんだよ?」

悠「翼を見てみろ、右に左前後斜め四方女に囲まれてる」

澪「似たようなもんだろ」

悠「右にともき、左に亮、後ろに梓、前に澪ってか?」

澪「男ばっかだし、俺を含むな」

悠「んだよ、嫌いなのか?」

澪「いや、嫌いじゃ…ないけど」

悠「好きか?」

澪「その、えと…」

悠「いっちまえよ、ん?」

澪「……好き…だ。」

悠「にひひ。俺も澪のこと好きだぞ。」

澪「っ…なんだこれ、恥ずかしい……」

悠「照れるな、照れるな。」

澪「うっさい、バカ。」

悠「いっひっひ。」

澪「はぁ……な、この際だから聞くけど、悠にとって強いってなんだ?」

悠「そうさなぁ……体はいくら鍛えてもあるときは未熟で、またあるときは病気や老いで、その人が強いっていえるのはほんのわずか。もしかすると一生のうちほんの数秒間かもしれない。強さってのは受け入れる事じゃないか?」

澪「…運命ってのにか?」

悠「そうだな。運命っていう怪物に逃げず、飛び込んですべてを受け止める。凄いことさ。」

澪「……運命を受け入れるか…。じゃあ悠は運命を受け入れたのか?」

悠「バカな。俺は運命も予言も信じない。」

澪「は?」

悠「だってよ仮に運命ってのを神様が決めてるとしたらあり得ないさ。なにせ、おれ自身が俺の行動の予測が不能なんだからな。」

澪「……ぷっ…はははは!あはははは!や、やっぱり悠は面白いよ!」
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