ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅴ】2

ーラスタ・ラヴ(3/8/夜)-

悠「カリフォルニアレーズン」

ともき「……は?」

悠「おいしいよな。レーズン。」

ともき「まぁ、おいしいけど」

マリア「ドライフルーツの原点いえばレーズンですよね。」

真樹「そうなんだ」

マリア「適当いいました」

ともき「おいおい…」

優日「どっちかっていうと干し柿じゃない?」

吉音「渋柿からあんなに甘くなるなんて不思議だよね。」

悠「ふむ……語ろうか?」

福太郎「んっ、何を語るんかな?」

悠「アイスクリームをいちばん食べないのは沖縄県民ってこと」

ともき「干し柿の話どこいった」

真樹「ちょっと待って、普通に暑いんだからアイス食べるんじゃないの?」

悠「総務省の家計調査によると、アイスクリーム・シャーベット類をもっとも食べ内のは沖縄県民(年間6566円)。もともとアイスクリーム類は暑くなりかけた時期によく売れ、本当に暑くなると、飲み物が良く売れ、アイスクリームの売れ行きは落ちてしまう。そのため、暑い時期が長い沖縄では、、売り上げが伸びないとみられる。」

吉音「私は両方いけるよ」

優日「拙者も」

ともき「そうだろうな…。」

福太郎「さらにかき氷と冷やし中華もいきそう。」

悠「一方、アイスクリーム類をよく食べるのは、北陸地方だ。1位は石川県で10480円、2位は富山県で9780円と、雪深い北陸地方がワンツーfinishを決めている。」

ともき「フィニッシュの発音がイラッとした。」

真樹「でも、意外と寒い地方の方がよく食べられるんだね。」

優日「寒い地方の方は部屋を暑くするからアイスとかが美味しいんじゃない?」

吉音「優日ちゃんすごーい!」

悠「おれじゃないのか……ところで柿の渋味の原因は、水溶性のタンニンだ。水溶性だけあって口に入れると唾液に溶け、強い渋味を感じる。一方、干し柿に含まれるタンニンは不溶性。唾液に溶けないので渋味を感じることなく、柿本来の甘さを感じることができるんだ。」

ともき「どのタイミングで干し柿の話に戻してんだお前」

吉音「結局なんで甘くなるの?」

悠「干し柿が甘くなるのは、渋柿の水溶性タンニンが不溶性に変化したため。このことを「渋抜き(脱渋)」という。渋抜きの代表的な方法は乾燥だが、アルコールやドライアイスを用いる方法もある。」

優日「乾燥によって渋抜きしたのが「干し柿」で、酒樽で渋抜きしたものが「樽柿(たるがき)」だよね」

吉音「優日ちゃん、すごーーい!」

悠「おっかしぃなぁ……はい、小鳥遊お勉強問題!遊戯王:星1/闇属性/アンデット族/攻300/守200の通常モンスターは?1.ワイト2.さまよう亡者3.ワイトキング4.ワイト婦人」

福太郎「ワイトさんは優遇されて強化されたけどさまよう亡霊さんは……」

優日「ワイト一族ではないから仕方ないね。」

悠「ワイトもそう思います。」

吉音「ワイトも?」

真樹「ワイトも」

ともき「……ワイト」
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