ー談話ーラスタ・ラブへようこそ~【Ⅰ】6

ーラスタ・ラヴー

澪「ちわっ」

美喜「はい、どうも。昨日は平気だった?」

澪「はは…マンション送るまでに炎銃さんが七回ほどその辺の奴に絡もうとしましたよ…」

美喜「…ご苦労様」

澪「オーナーは大丈夫でした?」

美喜「えぇ、崇が気を利かせたのか、あの後S・ウルフの車が来たわ。」

澪「それはよかった。」

美喜「けど、アレね。バイト増やしたほうがいいかもしれないわね」

澪「へ?」

美喜「ほら、私と澪のどっちかが居れば店開けれるけど、二人休んだら閉めなきゃいけないでしょ?」

澪「あー…けど、バーテンが出来る人探すのはなかなか…」

六花「こんにちはー。」

鈴猫「昨日休みだったんだね。」

美喜「いらっしゃい。ちょっとビアガーデンいったのよ。」

澪「悠もいたぞ。けど、多分今日はダウンしてるんじゃないかな……拳二さんとかと狂ったように飲んでたから」

鈴猫「狂ったようにって……」

美喜「アレは絶対にヤバイわよ。もしかしたら今ごろアルコール中毒で潰れてるかも…」

鈴猫「そんな事を…」

六花「鈴猫さん。スゴい汗…」

悠「よーす。巷で有名な四季のセクハラマスターの俺だ!」

六花「あ、アル中だ。」

悠「誰がアル中じゃい!」

澪「なんだ元気そうだな」

悠「おう、あの後帰って、胃のなかのもんリバースして寝たら全然元気だ。」

美喜「リバースって…」

悠「久々にアレやったわ。便器枕にして寝るの。」

澪「は?」

悠「ほら、椅子に持たれかかって寝るのの便座バージョン。ガキの頃は本当にアレでよく寝たなぁ。目が覚めて気がついたらトイレ中」

澪「おぃおぃ…。」

悠「寝ゲロよりましだろ。寝ゲロはヤバイぞ。辺り中、ゲロまみれになるわ。仰向けでやると呼吸困難で死にかけるからな」

六花「うわぁ…主人公とは思えない発言だねー」

悠「事実だから仕方ない。」

鈴猫「身体平気なの?」

悠「おう。余裕だ余裕。たださすがにしばらくは休肝だな。」

澪「そうだろうな…それでまだ飲むならさすがにドン引きだ。」

悠「はっはっは。そんなに誉めるな。」

澪「誉めたつもりは無いんだけどな。」

六花「じゃあ、何しにきたのー?」

悠「いや…その…昨晩からまおの機嫌が著しく悪くてな。出来る限り家から離れてたいのだ…」

鈴猫「また、連絡いれなかったの?」

悠「違う…。忘れてただけだ。」

六花「つまり入れて無かったんだねー。」

悠「そうともいう」

美喜「そうとしか言わないわよ」

悠「うにゃーん。っう訳でゲームさせてもらうわ」

美喜「なにが、っう訳なんだか…てゆーか、あんた遊んでるばっかりよね?勉強とかしてるの?」

悠「俺は勉強しなくてもいいんだよ…なにせバカだから。いっひっひ。」

澪「紙一重って悠の事をいうんだろうな…」

六花「バカとハサミは紙一重」

鈴猫「バカと天才は紙一重だよね?」

六花「鈴猫さんのツッコミやわらかい~」
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