ー談話ーラスタ・ラブへようこそ~【Ⅰ】
ーラスタラヴー
ともき「その…突発的過眠症ってのは?」
柳「日中の、耐え難い眠気に襲われるという発作ですな。普段の生活でJr.がよく眠むっておりませんかな?」
ともき「そう言われてもで、悠の場合は夜中まで起きてるからじゃないのか?急に倒れたりしないぞ。」
柳「突発的過眠症は急激な眠気ではなく、徐々に強まる眠気という特徴でしてな。ナルコレプシーよりは日中の眠気は弱い。入眠潜時の平均値は6.2分±3.0分1とされますのじゃ」
ともき「けど…それだけで判断は…」
柳「目覚めが悪い」
ともき「え?」
柳「朝の目覚めが悪い、頭が重い、頭がまわらない、たちくらみ、ぼんやりするなどの症状が多い。」
ともき「そういえば…いつも起き抜けはぽやぽやしてるけど…」
柳「Jr.の場合は軽いですからの、重度の場合、見当意識障害の報告もあるますわい。また、日中の睡眠発作後、すっきりとしない場合が多いのでは?」
ともき「寝起きはすごく機嫌が悪いのは確かです…。低血圧なだけだっていってましたけど…」
柳「ほっほっほ。あの血の気の多いJr.が低血圧ですか。ほっほっほ。」
ともき「原因とかは?」
柳「中枢神経系に原因があると推測されておりますが、明確な原因は判明していませんな。私の見立てでは…長時間睡眠を伴う特発性過眠症については、心的ストレスかヒスタミン神経系の伝達が低下している可能性があるかと。」
ともき「……治らないのか?」
柳「ハッキリとは言えませんのぅ。」
ともき「死んだりとかは?」
柳「それはありませんなぁ。脳障害でなければですが。」
ともき「……」
柳「心配ですかな?」
ともき「当たり前です。…この事は?」
柳「私とJr.あとはボウズ(兜馬)と空ちゃんくらいですかな。まぁ隠してる訳じゃないんでJr.が話してる場合はまだまだ居るかもしれませんがな。」
ともき「…いつ頃から?」
柳「昔からですのぅ。ただ、一番症状が見え出したのはここ三年前から」
ともき「三年前って言うと高一あたりか…」
柳「もしかすれば…その時になにかトラウマになるような事があったのかも知れませんな。」
ともき「……」
悠「ねぇよ。」
ともき「うわっ?!悠!!」
悠「柳よう。ともきに変なこと吹き込まないでくれ。コイツ、ヘタレですぐ感情入すんだから。」
ともき「誰がヘタレだ!って…吹き込む?」
悠「俺は純粋に低血圧だし。寝起きが悪いのは生まれつきだ。」
柳「ほっほっほ。」
ともき「……って全部嘘か?」
柳「いやいや、若い素直な子はいいですのぅ。年よりの話を真剣に聞いてくれて。」
悠「ったく。ともき行くぞ。」
ともき「え、ちょ…おい!」
柳「ほっほっほ。」
美喜「お爺さん…実際のところはどうなの?」
柳「…軽度ではあるが確実に過睡症ですな。まぁ…Jr.も分かってはいると思いますが。さて、いくらかな?」
澪「俺の奢りです。」
柳「ほっほっほ。すまんのお若いの」
ともき「その…突発的過眠症ってのは?」
柳「日中の、耐え難い眠気に襲われるという発作ですな。普段の生活でJr.がよく眠むっておりませんかな?」
ともき「そう言われてもで、悠の場合は夜中まで起きてるからじゃないのか?急に倒れたりしないぞ。」
柳「突発的過眠症は急激な眠気ではなく、徐々に強まる眠気という特徴でしてな。ナルコレプシーよりは日中の眠気は弱い。入眠潜時の平均値は6.2分±3.0分1とされますのじゃ」
ともき「けど…それだけで判断は…」
柳「目覚めが悪い」
ともき「え?」
柳「朝の目覚めが悪い、頭が重い、頭がまわらない、たちくらみ、ぼんやりするなどの症状が多い。」
ともき「そういえば…いつも起き抜けはぽやぽやしてるけど…」
柳「Jr.の場合は軽いですからの、重度の場合、見当意識障害の報告もあるますわい。また、日中の睡眠発作後、すっきりとしない場合が多いのでは?」
ともき「寝起きはすごく機嫌が悪いのは確かです…。低血圧なだけだっていってましたけど…」
柳「ほっほっほ。あの血の気の多いJr.が低血圧ですか。ほっほっほ。」
ともき「原因とかは?」
柳「中枢神経系に原因があると推測されておりますが、明確な原因は判明していませんな。私の見立てでは…長時間睡眠を伴う特発性過眠症については、心的ストレスかヒスタミン神経系の伝達が低下している可能性があるかと。」
ともき「……治らないのか?」
柳「ハッキリとは言えませんのぅ。」
ともき「死んだりとかは?」
柳「それはありませんなぁ。脳障害でなければですが。」
ともき「……」
柳「心配ですかな?」
ともき「当たり前です。…この事は?」
柳「私とJr.あとはボウズ(兜馬)と空ちゃんくらいですかな。まぁ隠してる訳じゃないんでJr.が話してる場合はまだまだ居るかもしれませんがな。」
ともき「…いつ頃から?」
柳「昔からですのぅ。ただ、一番症状が見え出したのはここ三年前から」
ともき「三年前って言うと高一あたりか…」
柳「もしかすれば…その時になにかトラウマになるような事があったのかも知れませんな。」
ともき「……」
悠「ねぇよ。」
ともき「うわっ?!悠!!」
悠「柳よう。ともきに変なこと吹き込まないでくれ。コイツ、ヘタレですぐ感情入すんだから。」
ともき「誰がヘタレだ!って…吹き込む?」
悠「俺は純粋に低血圧だし。寝起きが悪いのは生まれつきだ。」
柳「ほっほっほ。」
ともき「……って全部嘘か?」
柳「いやいや、若い素直な子はいいですのぅ。年よりの話を真剣に聞いてくれて。」
悠「ったく。ともき行くぞ。」
ともき「え、ちょ…おい!」
柳「ほっほっほ。」
美喜「お爺さん…実際のところはどうなの?」
柳「…軽度ではあるが確実に過睡症ですな。まぁ…Jr.も分かってはいると思いますが。さて、いくらかな?」
澪「俺の奢りです。」
柳「ほっほっほ。すまんのお若いの」