ー談話ーラスタ・ラブへようこそ~【Ⅰ】5
ービアガーデンー
拳二「おら、ビールでいいんだろ。」
崇「……俺は中ジョッキといったはずだ。」
拳二「男ならガッツリ飲め。わざわざ店員ひっつかまえてピッチャーグラス用意させたんだぞ」
崇「……泡も粗い、お前は風貌もだが酒の味わい方も悪いな。」
拳二「バーカ、気取って飲むような場所じゃねぇだろ。おら、乾杯だ。持て。」
崇「くく、確かにな。」
拳二「乾杯」
崇「……」
カチンッ…
拳二「ングッ…ングッ…ぷはぁ……。しっかし、どういう風の吹きまわしだ?お前がビアガーデンなんて」
崇「ふぅ……誘ったのはお前だろ。」
拳二「悠の奴に連絡がつかなかったんだよ。っで…お前に声かけたらまさか本当に来るとはなぁ…」
崇「……」
拳二「っか、いつもベッタリのグラサン兄ちゃんはどしたよ?」
崇「さぁ…その辺を回遊してるんじゃないか。」
拳二「俺がいうのもアレだがよぉ…せめて同席くらいさせてやれよ。呑めないにしても」
崇「俺は別に離席しろといってない。」
拳二「一緒に呑めともいわないんだろ?」
崇「ふふ。」
拳二「かぁ~…性格悪いぞ。あんな忠犬が許可なく同席するわきゃねぇのに」
崇「本郷は少し忠義に熱すぎる。もっと柔軟に考えを持って動くようなのがいないとな。くくく。」
拳二「けっ。なにが柔軟に~…だか、いっとくが悠はお前の駒じゃねぇぞ」
崇「誰も悠の名前なんか出していないだろう?それに奴は駒じゃない…道化だ。」
拳二「……俺はよぅ、薔薇色の日常生活を送りたいんだよなぁ。」
崇「ほぅ…初耳だ。お前にそんな小さな願望があるとは」
拳二「まぁな。俺ぁ今がいい感じなんだ。そのためにゃ、誰も欠けちゃならねぇわけだ。……あの眼鏡紳士にオサゲの兄ちゃん、中山だって、それに悠もだ……なんかあってみろ。その時はテメェをシメんぞ。」
崇「くくく。退屈な人生なんかゴミと同じだぞ?」
拳二「お前は刺激を求めすぎだ。誰も彼もがお前についてけると思うな。」
崇「無理強いをした覚えは無い。それに戦嫌いのお前の意志は尊重してやっているだろう?」
拳二「あ?」
崇「俺は「無理強い」はしない。だから、お前も参加すればいいこの遊びは単純なんだ誰が一番かを決めるだけ。参加は自由だ。誰でもナニでもな…」
拳二「お前は神とでもやる気か?」
崇「背中に拳の神を背負ってるが口癖の男の言葉とは思えないな。」
拳二「当たり前だ。俺が本気で殴ってみろお前みたいなガキ死んじまうだろ。」
崇「くくっ、あはははは。やっぱりバカと呑む酒はいいな。」
拳二「けっ…」
崇「だがな、拳二。」
拳二「あ?」
崇「仮に神、そうだな武神というものが産まれるシステムというものが存在するとしたならば……それを殺すシステムもあって当然だろう?」
拳二「そういうのは俺じゃなく悠にでも聞いてくれや。」
崇「拳二。」
拳二「あ?」
崇「暴力に乾杯」
拳二「…平穏に乾杯」
拳二「おら、ビールでいいんだろ。」
崇「……俺は中ジョッキといったはずだ。」
拳二「男ならガッツリ飲め。わざわざ店員ひっつかまえてピッチャーグラス用意させたんだぞ」
崇「……泡も粗い、お前は風貌もだが酒の味わい方も悪いな。」
拳二「バーカ、気取って飲むような場所じゃねぇだろ。おら、乾杯だ。持て。」
崇「くく、確かにな。」
拳二「乾杯」
崇「……」
カチンッ…
拳二「ングッ…ングッ…ぷはぁ……。しっかし、どういう風の吹きまわしだ?お前がビアガーデンなんて」
崇「ふぅ……誘ったのはお前だろ。」
拳二「悠の奴に連絡がつかなかったんだよ。っで…お前に声かけたらまさか本当に来るとはなぁ…」
崇「……」
拳二「っか、いつもベッタリのグラサン兄ちゃんはどしたよ?」
崇「さぁ…その辺を回遊してるんじゃないか。」
拳二「俺がいうのもアレだがよぉ…せめて同席くらいさせてやれよ。呑めないにしても」
崇「俺は別に離席しろといってない。」
拳二「一緒に呑めともいわないんだろ?」
崇「ふふ。」
拳二「かぁ~…性格悪いぞ。あんな忠犬が許可なく同席するわきゃねぇのに」
崇「本郷は少し忠義に熱すぎる。もっと柔軟に考えを持って動くようなのがいないとな。くくく。」
拳二「けっ。なにが柔軟に~…だか、いっとくが悠はお前の駒じゃねぇぞ」
崇「誰も悠の名前なんか出していないだろう?それに奴は駒じゃない…道化だ。」
拳二「……俺はよぅ、薔薇色の日常生活を送りたいんだよなぁ。」
崇「ほぅ…初耳だ。お前にそんな小さな願望があるとは」
拳二「まぁな。俺ぁ今がいい感じなんだ。そのためにゃ、誰も欠けちゃならねぇわけだ。……あの眼鏡紳士にオサゲの兄ちゃん、中山だって、それに悠もだ……なんかあってみろ。その時はテメェをシメんぞ。」
崇「くくく。退屈な人生なんかゴミと同じだぞ?」
拳二「お前は刺激を求めすぎだ。誰も彼もがお前についてけると思うな。」
崇「無理強いをした覚えは無い。それに戦嫌いのお前の意志は尊重してやっているだろう?」
拳二「あ?」
崇「俺は「無理強い」はしない。だから、お前も参加すればいいこの遊びは単純なんだ誰が一番かを決めるだけ。参加は自由だ。誰でもナニでもな…」
拳二「お前は神とでもやる気か?」
崇「背中に拳の神を背負ってるが口癖の男の言葉とは思えないな。」
拳二「当たり前だ。俺が本気で殴ってみろお前みたいなガキ死んじまうだろ。」
崇「くくっ、あはははは。やっぱりバカと呑む酒はいいな。」
拳二「けっ…」
崇「だがな、拳二。」
拳二「あ?」
崇「仮に神、そうだな武神というものが産まれるシステムというものが存在するとしたならば……それを殺すシステムもあって当然だろう?」
拳二「そういうのは俺じゃなく悠にでも聞いてくれや。」
崇「拳二。」
拳二「あ?」
崇「暴力に乾杯」
拳二「…平穏に乾杯」