ー談話ーラスタ・ラブへようこそ~【Ⅰ】5
ー小鳥遊邸(庭)ー
悠「♪~♪~」
真桜「……」
悠「お?どした?」
真桜「このくそ暑いのによく草むしりなんかやるななの」
悠「女の子がくそとか言わない。それに今のうちに抜いといたら根が張らなくて楽だし、庭も見映えがいいだろ?」
真桜「日射病でぶっ倒れるぞなの。帽子くらいかぶるなの」
悠「蒸れるから嫌……あ、それよりさ、こんど縁側から砂利を敷き詰めて歩道風にしようと思うんだけど?んで、枯山水風にしたいんだ。ひまわり花壇の真横にはなっちゃうけど…」
真桜「はぁ……その熱意を少しは他のことに向けられないもんかなと思う…なの」
悠「親みたいな事いわんでくれ。」
真桜「真桜は親じゃなく、妻なの」
悠「はいはい。それより、また新しい花の種か苗買わないとな。鈴猫に相談して…ついでに肥も…」
真桜「ホームセンターいけなのー」
悠「そういうなよ。鈴猫の店のが品揃えはいいんだし。」
真桜「猫の店が気に入らんなのー」
悠「仲よくしろよ…。俺が見る限りいいコンビだぞ?」
真桜「ぁん?…なの」
悠「ほ、ほら、それにヘタにホームセンターなんかいって、何かの拍子に俺の土いじりの趣味がバレたらどうする。」
真桜「バレバレだろなのー。」
悠「バレてるのは庭いじり。花壇の手入れとかは普段、まおがやってると嘯いてる。」
真桜「おま…勝手なことをなの」
悠「いっひっひ。けど、最近気がついてる奴が増えてきたからな…梓に亮と…。最初は鈴猫、ともきだけだったのに。」
真桜「別に今さら趣味が趣味のひとつやふたつ増えても誰も気にしないだろなの」
悠「隠れた趣味があるほうがいいだろ。あ、それに、はなちゃんもか。これは俺がいったけど」
真桜「バレらしてるんじゃねーかなの」
悠「ちげぇよ。はなちゃんは俺が個人的に知ってほしかったんだよ!」
真桜「あぁそうかいなの。」
悠「……なぁ、まおはいつの季節が好きだ?」
真桜「冬なの。」
悠「秋じゃないのか…」
真桜「春は花粉が舞うなの。」
悠「おいおぃ…いいじゃないか春には小さな花が咲いて閉じた蕾にやさしい光が満ちる。」
真桜「夏は日射しが酷いなの」
悠「晴れ渡る青空の下には日を向く花、夜に花の火がが灯るぜ?」
真桜「秋は…食べ物が天敵なの」
悠「それは八つ当たりじゃね?秋の宵の月に揺れる紅葉、実りの秋。最高じゃないか。」
真桜「うるせぇなの」
悠「ひどっ…誉めたのに」
真桜「とにかく真桜は冬がいいなの」
悠「まぁ、冬もいいけどな、炬燵にミカン、ツワブキの花に雪が積もれば一面の銀世界…」
真桜「で、なんで四季なんか聞いたなの」
悠「うむ。例え話だが俺がその季節の流れをひとりで家にいて見てるのをどうおもう?」
真桜「集団行動のとれない、地域密着ヒッキーなだけだろなの。」
悠「そう何もおかしくない。だが、これが仮に人と関わるのが大好きな人間だったら?」
真桜「誰かと遊ぶなりなんなりするだろなの」
悠「だよな……。なのにひとりで居るとしたら。」
真桜「……なんの事かしらないが真桜に聞くななのー。というかなんの話だなの?」
悠「例えばの話だよん」
真顔「……まぁなんの事かしらんが…途中で放棄するような真似はするなよなの」
悠「俺を誰だと思ってる。」
悠「♪~♪~」
真桜「……」
悠「お?どした?」
真桜「このくそ暑いのによく草むしりなんかやるななの」
悠「女の子がくそとか言わない。それに今のうちに抜いといたら根が張らなくて楽だし、庭も見映えがいいだろ?」
真桜「日射病でぶっ倒れるぞなの。帽子くらいかぶるなの」
悠「蒸れるから嫌……あ、それよりさ、こんど縁側から砂利を敷き詰めて歩道風にしようと思うんだけど?んで、枯山水風にしたいんだ。ひまわり花壇の真横にはなっちゃうけど…」
真桜「はぁ……その熱意を少しは他のことに向けられないもんかなと思う…なの」
悠「親みたいな事いわんでくれ。」
真桜「真桜は親じゃなく、妻なの」
悠「はいはい。それより、また新しい花の種か苗買わないとな。鈴猫に相談して…ついでに肥も…」
真桜「ホームセンターいけなのー」
悠「そういうなよ。鈴猫の店のが品揃えはいいんだし。」
真桜「猫の店が気に入らんなのー」
悠「仲よくしろよ…。俺が見る限りいいコンビだぞ?」
真桜「ぁん?…なの」
悠「ほ、ほら、それにヘタにホームセンターなんかいって、何かの拍子に俺の土いじりの趣味がバレたらどうする。」
真桜「バレバレだろなのー。」
悠「バレてるのは庭いじり。花壇の手入れとかは普段、まおがやってると嘯いてる。」
真桜「おま…勝手なことをなの」
悠「いっひっひ。けど、最近気がついてる奴が増えてきたからな…梓に亮と…。最初は鈴猫、ともきだけだったのに。」
真桜「別に今さら趣味が趣味のひとつやふたつ増えても誰も気にしないだろなの」
悠「隠れた趣味があるほうがいいだろ。あ、それに、はなちゃんもか。これは俺がいったけど」
真桜「バレらしてるんじゃねーかなの」
悠「ちげぇよ。はなちゃんは俺が個人的に知ってほしかったんだよ!」
真桜「あぁそうかいなの。」
悠「……なぁ、まおはいつの季節が好きだ?」
真桜「冬なの。」
悠「秋じゃないのか…」
真桜「春は花粉が舞うなの。」
悠「おいおぃ…いいじゃないか春には小さな花が咲いて閉じた蕾にやさしい光が満ちる。」
真桜「夏は日射しが酷いなの」
悠「晴れ渡る青空の下には日を向く花、夜に花の火がが灯るぜ?」
真桜「秋は…食べ物が天敵なの」
悠「それは八つ当たりじゃね?秋の宵の月に揺れる紅葉、実りの秋。最高じゃないか。」
真桜「うるせぇなの」
悠「ひどっ…誉めたのに」
真桜「とにかく真桜は冬がいいなの」
悠「まぁ、冬もいいけどな、炬燵にミカン、ツワブキの花に雪が積もれば一面の銀世界…」
真桜「で、なんで四季なんか聞いたなの」
悠「うむ。例え話だが俺がその季節の流れをひとりで家にいて見てるのをどうおもう?」
真桜「集団行動のとれない、地域密着ヒッキーなだけだろなの。」
悠「そう何もおかしくない。だが、これが仮に人と関わるのが大好きな人間だったら?」
真桜「誰かと遊ぶなりなんなりするだろなの」
悠「だよな……。なのにひとりで居るとしたら。」
真桜「……なんの事かしらないが真桜に聞くななのー。というかなんの話だなの?」
悠「例えばの話だよん」
真顔「……まぁなんの事かしらんが…途中で放棄するような真似はするなよなの」
悠「俺を誰だと思ってる。」