ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅴ】

ーラスタ・ラヴ(12/24/夜)-

悠「サザンクロス!あっ」

ともき「あ?」

悠「間違えた、メリクリイヴ!」

ともき「何をどう間違えてそんな言葉になったのか」

優日「コレガワカラナイ」

福太郎「サンタクロースと間違えたんやったら近かったのに」

悠「ああ、そっちがあったか。」

優日「頭大丈夫?」

悠「大丈夫じゃないように見えるのか?」

優日「質問に質問で返すなぁー!」

悠「やだ、吉良吉影!」

崇「……」

氷室「……」

悠「なに見てんのよ!」

崇「強いて言うならまぬけを見てる」

悠「おい、間抜けがいるらしいぞ」

真樹「鏡いる?」

悠「ぶち割ったるぞ、コラ」

優日「鏡開き!」

福太郎「砕きですやん」

氷室「これは上手いですね」

ともき「そもそもまだ早い」

悠「アラケスは強い、まだ勝てない……」

福太郎「正確には」

悠「便利なタクシーを倒してなるものか!」

崇「……」

悠「あんまりガン見するな照れるだろ」

氷室「面白いですか?」

崇「よくもまぁ、口が回るなとは思ってる。」

悠「おしゃべりも上手ないい男っていわれてるからな」

ともき「誰にいわれてるんだか」

悠「ご近所でも評判さぁ~」

福太郎「りんりん、らんらん、ソーセージー」

悠「はーいはい、ハムじゃない~」

真樹「突然歌うよ」

悠「クリスマスイブだからな」

ともき「関係ないだろ」

優日「曲次第ではワンチャンある」

悠「クリスマスにあった曲といえば……パプリカ?」

氷室「米津玄師さんの?」

悠「イイ曲だよな」

ともき「そうかもだけど、クリスマスソングではないだろ」

優日「というか、悠の口から米津玄師ってワードが出たのがビックリ」

悠「おれだってアニソン以外の曲だって聞くぞ。」

福太郎「例えば?」

悠「般若心経」

ともき「曲じゃねぇし、何聞いてんだ…」

優日「成仏しようとしてるんじゃないかな」

悠「誰が怨霊だ」

氷室「崇は最近なにか曲とか聞きました?」

崇「よく知らん曲なら今日だけで朝からずっと聞かされてる。」

悠「なんだそれ?」

崇「色んなパーティに顔を出して、そのたびによく知らん洋楽やらなんやらを耳にしてるといってるんだ…はぁ……。」

優日「世にも珍しい崇さんの疲れ顔」

氷室「顔が効き過ぎるのも大変ですからね。」

優日「でもパーティに出る分色んなご馳走が!」

崇「残念だが、ほとんど飯にはありつけないな。何人かと顔を合わせて軽く話してすぐに次に移らないといけない。」

優日「ひ、ひぇぇ…」

真樹「わぁ…優日ちゃんがこれでもかってぐらいに狼狽えてる」

氷室「ご飯を食べれないと分かっただけでこれほどに…」

優日「私なんてもう24.25と30.31.1日はスーパーのお総菜コーナーの充実さに胸躍るのに……食べられないなんて……。」

ともき「どこまで絶望してんだ」

悠「しかもコイツ食糧を買いこんだ上にうちに凸ってくるからな」

優日「ちゃんと真桜ちゃんに許可は得てるし」

悠「おれには!」

優日「ちょっと何言ってるのかわかんない」

悠「なんでじゃい!はい、小鳥遊お勉強問題!ロマサガ3:次の小剣の技でカウンター系はどれ?1.フェイント2.ファイナルレター3.マタドール4.インプリズン」

優日「たったらったっら、たったらったっら、たらららー」

真樹「三分クッキング?」

優日「ロビン(細)を用意します、ヅヴァイクトーナメントに参加します」

福太郎「ロビン(細)、ヅヴァイクトーナメント……あっ(察し)」

優日「地獄の壁戦でマタドールをします。完封勝利!」

福太郎「圧倒的カウンター。」

悠「地獄の壁を殴る簡単なお仕事」

ともき「嫌な仕事だな」

崇「殴られるのはお前の仕事だろ」

氷室「蹴られるほうかもしれませんよ。」

悠「あぁぁんまりぃだぁぁー」
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