ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅴ】

ーラスタ・ラヴ(12/17/夜)-

悠「フルスイング!!」

優日「自分の頭を?」

悠「自分の頭をフルスイングするってかなり難しいだろ。」

優日「縦になら」

恋「そもそも自分の頭を殴ろうとする理由は何なんじゃ。」

悠「わからん」

優日「趣味でしょ」

悠「そんな趣味はない!」

ともき「ぶっ叩かれることは多いけどな」

悠「不思議とな」

優日「不思議でも何でもない件」

悠「どういう意味か説明してもらおうか!!」

優日「……」

福太郎「沈黙」

恋「阿保か」

悠「おおん?」
ググッ!
恋「目と目の間を指で押すな!!」

優日「無意味だけど、うっとおしい攻撃が恋ちゃんを襲う」

悠「つま先を微妙な力加減で踏むってのもあるぞ」

福太郎「嫌がらせの宝庫」

恋「最低か!」

悠「ふふっ」

ともき「今のどこに笑う様子があったのか」

真樹「コレガワカラナイ」

優日「悠のことを深く知ろうとすると……脳が崩壊するよ。」

福太郎「神話生物かな」

悠「アイアイサルサル」

ともき「なんか違うこと言っただろ」

悠「アイアイって猿が居てだな」

ともき「しってるよ」

悠「絵とかで見ると可愛げがあるけど、実物はなかなか怖いぞ」

ともき「……そういえば実物は見たことないな」

悠「悪魔のような顔つきに恐ろしく細長い指を持ってる。」

福太郎「たしかマダガスカルやとアイアイは良い精霊とする伝説もある一方で、一般的に悪魔や悪霊であると考えられてとるらしいで。発見されると、目の前で殺されて、旅行者に悪霊が運び去られるように吊されるとか」

真樹「ひぇ」

恋「グロは好かん。なんでそんな話をしたんじゃ……」

悠「むしろアイアイといえばこの話だろ」

ともき「そこまでみんなが知ってる話じゃないだろ。」

悠「マジで?」

優日「たぶん、悠と福さん以外誰も知らなかったと思うよ」

悠「つまりおれ達は博識」

恋「変なことを知っとるだけじゃろ」

悠「お前今晩の夕食は駒狸汁だけな」

恋「なんでじゃい!」

福太郎「完全栄養食やから(震え声)」

優日「液体だけじゃなく固形物も食べたい。」

悠「それ言いだすと駒狸汁タブレットタイプを作りそうなんだよな……。」

ともき「……でも、タブレットなら液体よりは飲みやすくないか?」

悠「……そう、思うか?」

ともき「……」

「「……」」

悠「この話はやめようか」

ともき「そうだな。」

悠「はい、小鳥遊お勉強問題!ロマサガ3:次の槍技のうちカウンター技はどれ?1.足払い2.かざぐるま3.チャージ4.無双三段」

優日「槍の技は強力だけど足払いは案外弱いよね。」

悠「弱いっていうか空中に浮いてる系には通じないからフェイントとかのがヒットする敵が多いだな」

真樹「でも槍で足を払われたらシンプルに痛そう」

悠「足払いにダメージはないけどな」

恋「ないのはおかしいじゃろ。」

福太郎「システム上しゃあないんよ。」

ともき「かざぐるま。」
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