ー談話ーラスタ・ラブへようこそ~【Ⅰ】5

ーラスタ・ラヴー

悠「はい…はい……えぇ…そう…ですか。いえ、わかりました。ありがとうございます……。はい。」

「「「……」」」

悠「はあぁぁ~~~……ダメだ。もうやる気無くなった。」

翼「何があった?」

悠「安斎の~よやくが~とれな~かった~……。」

翼「安斎?」

ともき「あ、ウナギ屋(ラスタ192杯参照)か?」

悠「そー…暑くなってきたらーうなぎだろー。けどー今年はー量がーすくないらしいー…。あーやる気なーくーしーたー。寝る。」

美喜「寝るな!」

悠「あー…ウナギで決めたかったのにゃぁ~」

翼「ソファーの上で膝抱えちゃったよ」

優日「なんか可愛いね。滑稽で」

ともき「その発想はなかった。」

悠「あ~あ~あ~。」

優日「ウナギじゃないけど、炭火台所鳥丸(杉並区阿佐谷)は?」

悠「日本酒をやりたいんだ。」

優日「じゃあ鮨たなか(杉並区)?」

悠「あそこも要予約だしなぁ。」

優日「北島亭でがっつり。今度こそノドグロのごま付け焼き洋ねぎとムール貝そえ食べたい。あとズワイガニとアスパラガスのシャルロット風サラダ。」

悠「洋食じゃん」

優日「味問屋明日香下北沢店!ふぐの煮こごり、ちりめん山椒子持ち昆布に水菜のおひたし食べたい。」

悠「あーあそこならいけるか…夜のコースがたしか七千、九千、一万二千で量も多いし……ってなんでお前も行く気満々なんだよ!」

優日「ひとりで行こうとするその魂胆にティロフィナーレだね。」

悠「マミさんにならマミマミッにされたって……いい。」

澪「あの二人ってどれだけ食べ歩いてるんだろうな」

ともき「さぁ…飲んべえな二人だからな。夜顔会わせたら呑みにいこう的なノリなんじゃないか?」

翼「呑み仲間なんだな。」

悠「まーコイツ見た目はコレでも腹の中には蛇飼ってるからなウワバミを」

優日「失礼な。たしなむ程度だし」

翼「ご両人話し合いはすんだのか?」

悠「あぁ、明日どっかいくってことでとりあえず終わった。」

優日「久々の飲み楽しみ♪」

悠「俺は財布の中が心配だよ。」

翼「仲いいな二人は」

悠「藪から棒だな」

優日「壁から釘だよ」

悠「糠に釘だな」

優日「出る釘は打たれるだよ」

ともき「エンドレスボケ被せ合いはやめい。それに出る杭は打たれるだ。」

優日「イエス!」
悠「イエス!」

澪「息ぴったりだし。」

悠「周波数が合ってんじゃないか?」

優日「いや、高周波と低周波くらい違うよ。」

悠「わぉ、全否定っすか。このやろ、ス◯ブラで勝負じゃ!」

優日「じゃあ私、桃姫つかう。」

悠「へへっ~ん、亀大王で桃姫拐ってやらぁ!」

優日「逆に奈落に落としたげるよん!」

ともき「なら俺、ピンク風船か配管工かな…」

翼「エスパー少年でテレポルか…」
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