ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅴ】

ーラスタ・ラヴ(12/4/夜)-

悠「く」

ともき「く?」

悠「ふふっ」

ともき「何笑ってんだ」

悠「笑うぐらい許していただきたいものなんですが」

摩耶「わらったりないたりできなくしてやる」

悠「ヒホー」

金剛「何言ってんだ」

悠「気を付けろ、デモニホのてっけんせいさいが飛んでくるぞ」

金剛「いや、わかんねぇ」

悠「デモニホだよ」

金剛「わかんねぇって。」

ともき「ゲームかなんかのキャラってのは分かった。」

摩耶「ディープストレジャー」

悠「ディープ・ワン先生?」

マリア「ロマサガ2のタコの人でしたっけ?」

摩耶「タコの人。ややクトゥルフてきな感じ。」

悠「ところで話変わるけどクドアセプテンプンク(ガジッ)タタって知ってるか?」

福太郎「いま、なんていうたん?」

悠「クドアセプ(ガジッ)テンプンクタタ。」

真樹「は?」

悠「クドアセプテ(ガジッ)ンプンクタタ。」

マリア「すごい、一回も噛んでない!」

悠「へへっ!」
ダラッダラッ

摩耶「めっちゃ血でてる。」

ともき「で、そのクドなんたらってなんだ。」

悠「新たな食中毒だ」
ダラダラっ

ともき「……とりあえずうがいして来い」

駒狸「あ、あの、私が説明しましょうか?」

金剛「居たのか…」

駒狸「今しがた来たんですけど、クドアの話をしていたようなので」

マリア「では、お願いします。」

駒狸「はい、クドアセプテンプンクタタことクドアは倉敷保健所の医師が2008年から2009年にかけて全国的なアンケートを行い、日本全国的な問題という認識がされました。「謎の食中毒」のタイトルで新聞記事になったりもしたんですよ。」

ともき「へぇ…知らないな」

真樹「ミートゥ」

駒狸「このアンケートの結果で共通食材にヒラメが多いことが判明。このため一時はヒラメトキシンなどと呼ばれていました。特徴として翌日には回復し、既知の病因物質が患者検体、食材から検出されない、というものでした。」

摩耶「なにそれコワイ」

金剛「うちは魚は出さないが怖い話だな。」

駒狸「2009年から厚生労働省は、生鮮食品を原因とする原因不明中毒の原因究明を目的として研究班を立ち上げ、本格的に病因物質探しに乗りだしました。その結果、2011年に、ヒラメに寄生する「クドアセプテンプンクタタ」を新たな食中毒病因物質として認定し、発表しました。」

マリア「そのクドアって結局何なんですか?」

マリア「新規の寄生虫で、粘液胞子虫(クドア属)の仲間ですね。ヒラメの筋組織の隙間に袋状の胞子の固まりを作って寄生します。一つ一つの胞子は6つから7つの極嚢と呼ばれる花びらのような構造を持ち、上から見ると一輪の花のように見えます。この極嚢の数と形態からセプテンプンクタタ(ナナホシ)と名前を付けられたそうです。」

ともき「それでクドアセプテンプンクタタ、か。」

悠「そういうことだ。」

摩耶「お帰り。口の中大丈夫?」

悠「辛い物を食うのはきついかもしれない。はい、小鳥遊お勉強問題!ロマサガ3:ようせいか少年を仲間にすると覚える、前3人のすばやさと近接攻撃力が上昇。後方2人のすばやさ低下する陣形は?」

摩耶「アマゾンストライク」

福太郎「確かに正解といえば正解。」

金剛「そうなのか?」

真樹「わかんない」

マリア「同じ形なんですよね。」

ともき「スペキュレイション」
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