ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅴ】

ーラスタ・ラヴ(12/3/夜)-

悠「死をたたえよ、死は幸いなり、いざ、幸いの地へ」

福太郎「魔王殿で拾い忘れとったら割と面倒」

マリア「金をたたえよ、金は幸いなり、いざ、幸いの地へ!」

ともき「……」

マリア「金をたたえよ、金は幸いなり、いざ、幸いの地へ!!」

ともき「リピートせんでいい!」

悠「あっ!これ何にでも応用できるやつだ。やったぜネタの幅が増えた!」

ともき「やかましい」

悠「に゛ゃーん゛!」

ともき「気色の悪い声を出すな!」

マリア「SAN値が減って発狂しそうですね。」

悠「ひとを得体の知れない化け物のような扱いしよって」

マリア「え?」

悠「え?」
ガシッ!
マリア「とぼけた顔しながら逃がさないという意思を感じるんですが。」

福太郎「目にも止まらぬ速さで首に手を掛ける」

悠「頸動脈押してみるか」

マリア「……金をたたえよ、金は幸いなり、いざ、幸いの地へ」

ともき「金の祈りを唱え始めたからやめとけ」

悠「ここは潔しと屠ってやるのが礼儀ではなかろうか……」

マリア「あれ、私屠られるほどのことしましたっけ?」

真樹「ぜんぜん、得体の知れない化け物だし。」

悠「……」
ガシッ!
真樹「ひぇっ」

福太郎「両手に花……かな?」

悠「何でだろうな、気分はタイラントか追跡者だわ」

ともき「その両方は化物なんだが」

悠「おれはにんげんだよー」

マリア「だったら首を掴んでる手を退けてもらえませんかね。」

真樹「ホントにね」

悠「……」
ポイッ!
マリア「ぎゃっ」
真樹「わぁ!」

福太郎「容赦なし」

真桜「なに騒いでるなの」

悠「おはようじょ」

ともき「おはよう要素はどこだよ」

悠「ははっ!」

ともき「笑って誤魔化すな」

マリア「真桜ちゃんさん、助けてください。悠さんに適度に暴力を受けるんです。」

真桜「なら適度に嫌味でもいってやればいいなの」

悠「おれのメンタルブレイクを進めるのはよくない。」

ともき「ちょっとぐらいブレイクしたらいいと思う」

悠「ガラスのハートなのに」

真桜「ガラスといっても強化ガラス、防弾ガラス、多種多様なの」

福太郎「せやな」

ともき「銃弾どころかドリルとかでも穴があきそうにないな」

悠「言いたい放題いいおってからに!」

真樹「やっぱり真桜ちゃんがいると悠でもやり込められるね」

真桜「別にそんなつもりはないなの。」

悠「やさしてくれメンス」

真桜「これ以上、優しくしたらつけ上がりすぎるから却下なの」

悠「に゛ゃーん゛」

真桜「気色の悪い声を上げるななの。」

悠「はい」

マリア「真桜ちゃんさんには素直。」

悠「逆らっちゃいけない相手にはな!」

ともき「威張って言うこっちゃないだろ」

悠「はい、小鳥遊お勉強問題!ロマサガ3:洞窟寺院跡の奥に潜む死の祈りを唱えると戦えるボスの名前は?」

福太郎「アスラ先生」

悠「オーナーの方」

マリア「私がオーナーです」

真樹「オマエダタノカー」

ともき「何言ってんだ」

真桜「ガラテアなの」
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