ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅴ】

ーラスタ・ラヴ(11/26/夜)-

悠「私はムシけらに倒されるさだめなのか……」

マリア「ナメクジにワンキルされますよね。」

悠「ワンターン、スリーキルだよ。」

ともき「どれだけやられてるんだ。」

悠「レッドドラゴンの初手火炎を対策せずに突っこむぐらい無謀」

マリア「悠さんがいつも見ているナメクジは本当に私たちが見ていて知っているナメクジなのか疑いたくなりますね。」

悠「やめろよ、おれが何か怖い物を見てる気になってくるだろ。」

真樹「本当にあなたが見ているものは存在しますか?」

悠「……福ちゃん、そこにあるモップ取ってくれる。」

福太郎「何するん?」

悠「奴に無双三段ぶち込んでやろうと思って」

真樹「何されるのかわかんないけどとんでもないことされそうなのは分かる。」

福太郎「槍の最強技をぶちかまされそうになっとるで」

ともき「モップでか」

悠「長い棒も使い方次第では武器になる。」

マリア「まぁ、棒ってだけである程度硬さと重さがあれば何でも武器になりますよね。」

悠「ごぼうとか」

ともき「ならねぇよ!」

福太郎「せやけどガキ使でもりまんゴボウしばき対決でめっちゃいたそうやったし」

悠「でも、ゴボウは鞭属性だから棒ではないな」

マリア「ああ、しまった……。そっちでしたか」

真樹「どっち?!」

悠「いいからテメーは覚悟しとけよ。無双三段ぶち込むんだからな。」

真樹「やだ、忘れてない……。」

ともき「武器を使うんじゃない」

悠「じゃあ、ナイアガラバスターだな」

福太郎「体術に意向したで」

ともき「……」

真樹「止めるの諦めないで!」

福太郎「ただナイアガラバスターって頭から投げ落すけど魚特攻要素はどこにあるんやろか」

真樹「僕頭から投げ落とされるの!?」

悠「ほら魚を頭から落としたら死ぬだろ?」

ともき「大抵の生き物は頭から落とされたら死ぬからな」

マリア「ただし悠さんとりんねさんは除く」

悠「いや、頭から落とされるのはきついぞ。頭蓋が割れなくても中身とか首がな」

福太郎「りんねセンセはスイカより軽く簡単にパァンやで」

マリア「パァン」

悠「なら、りんねさんは受賞できそうな経験は多そうだが取れないダーウィン賞の話をしようか。」

ともき「死にはしないもんな……」

悠「神聖ローマ皇帝フリードリヒ1世は12世紀、聖地を奪還するための第三次十字軍に乗り出した。乾燥した夏の砂漠を何日も行軍したあと、彼の軍隊はサレフ川にたどり着いた。酷暑の中にいたフリードリヒは重い鎧を着けたまま、大胆にも川に飛び込み、底に沈んで溺死した。 あ、ちなみに歴史上の人物な。」

福太郎「バカと英雄は紙一重なんやな」

真樹「よっぽど砂漠が地獄だったんだろうね」

悠「はい、小鳥遊お勉強問題!ロマサガ3:四魔貴族のひとりで魔龍公の名前は?」

福太郎「ビュー姉さん」

マリア「着崩しねぇさん」

真樹「高速ナブラさん」

ともき「ビューネイ」
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