ー談話ーラスタ・ラブへようこそ~【Ⅰ】5

ーラスタ・ラヴー

悠「うああぁあ゛~っん~…」

美喜「ちょっと…いつまでやってるのよ…奇声あげてるし」

悠「あ゛ー…すまん。なんかもうバッドエンド消化に疲れた…」

美喜「バッドなんかなんでみてんのよ」

悠「実績解除のためにはバッドもやらんといかんのですよ。っか、ヤンデレキャラでも居たらまだまーやる気も出るけど……延々ただ嫌われ続けるツラさといったら」

美喜「だからなぜそこまで…」

悠「ま、もう終わったからいいけど。……あ、すまん耳かきないか?」

美喜「藪から棒ね…」

悠「いいえ壁から釘です。ちょっと右側が聞こえにくい気がして……昨日から。」

美喜「昨日中にしなさいよ…」

悠「だよなー。んで、あるか?」

美喜「まぁあるけど…」

悠「お、じゃ貸してくれ。」

美喜「……してあげようか?」

悠「……」

美喜「な、なによ」

悠「いや、なんか左耳と右の耳を貫通されそうで怖ぶっ!な、殴るな」

美喜「失礼ね…ほら!来なさいよ!」

悠「うわぁ…その強気が怖ぇ…普段ならメイドに膝枕って超絶最高っていえるのに、今はぜんぜん萌えねぇ……」

美喜「うっさい!」

悠「さ、サーセン…」

美喜「……じゃあ…イれるわよ」

悠「う…む。っ?!」

美喜「ご、ごめん。痛かった?」

悠「ま……大丈…っ!?」

美喜「ごめん」

悠「…っ」

美喜「ごめっ」

悠「!?」

美喜「ごっ…」

悠「ちょ…綿棒、綿棒でやってくれないか…」

美喜「う…ごめん、わかった」

悠「お……うん…」

美喜「……ど、どう?」

悠「……うむ、最初は破られるかと思ったが気持ちよかったよ。」

美喜「破られるって…」

悠「ほい。」

美喜「なに?」

悠「交替、俺もやってやる。」

美喜「え!?い、いいわよ。そんなの、破られそうだし」

悠「まおにやらされてるから結構得意だぞ?」

美喜「でも…その…(汚いとか思われたらやだしなー…一応昨日自分でやったけど……)」

悠「じゃあ試しに片耳だけ?」

美喜「うーん。わかった…痛くしたら貫通さすから」

悠「自分棚あげだな、をぃ…」

美喜「あっ…気持ちっ…んっ…は…あっ…ん…ふぁ…」

悠「変な声だすな」

ゴッ

美喜「あいた!ちょ、膝って…」

悠「っか、お前なに敏感症?」

美喜「ち、違うわよ!ちょっとまだ残ってるだけよ……(紫め…)」

悠「まぁいいや?終わったぞ。っか、綺麗だったからつまらん。」

美喜「つまらんてなによ。つまらんて」

悠「そりゃやっぱり大物とりたいだろ」

美喜「人の耳をクレーンゲームかなんかと勘違いしてない?」

悠「しかしよぉ。」

美喜「なによ?」

悠「今、このまま耳の穴に舌入れたら……どーなるかなー?」

美喜「やったら刺すわよ」

悠「刺されてもいいぞ。だから…」

美喜「ちょ!?」

悠「冗談だ。ほれ、俺が理性あるうちに起きてくれ。」

美喜「……変態め」

悠「いっひっひ。口にはしても実行しないのがいい感じだろ?」

美喜「このピエロ!帰れ!」
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