ー談話ーラスタ・ラブへようこそ~【Ⅰ】5

ーラスタ・ラヴー

美喜「ととっ…」

紅「あ、壁挟まった」

澪「ボンバーマンって懐かしいなぁ…」

悠「ちぇき~。」

澪「あ、よす。」

悠「スーファミやってんのか。はい、プレゼント」

美喜「は?なにコレ。チョコ?」

悠「澪にも」

澪「あぁ、ありがと……ってか何でチョコ?」

悠「ほい、鈴猫も。いや、今ローソンでけいおんフェアやってんじゃん。関連商品二個でプレゼントの。あれだよ」

鈴猫「けいおん?」

稲葉「軽音楽部。ゆるかわ系のアニメ。すごい人気がでてローソンブランドなのよ。」

鈴猫「へぇ、そうなんだ。……それでなんでチョコ?」

悠「紅も貰ってくれ。対象商品のほとんどがチョコ菓子なんだ。買っても俺には食えん。」

紅「禅にやったらいいんじゃね?」

稲葉「あら、紅くん。知らないの?」

紅「え?」

稲葉「禅君、いま休みよ。ゴールデンウィーク休めなかった分を清算するって」

紅「マジか~」

悠「醤油もといそーいうこと。だからガンガン処理してくれ。」

美喜「買いすぎじゃない?」

悠「全コンプ目指したらこうなった。だが、後悔はしてない。むしろ達成感で胸が踊ります。」

澪「ダメだ…コイツ早くなんとかしないと」

稲葉「たしか、まどマギもやるらしいわね。お茶かなにかで」

悠「そっちが俺の本命だ。マミさんLOVE」

稲葉「私は眼鏡バージョンほむほむ派なのよね。」

悠「ほむほむもいいんだけどなぁ、まどか一直だから。まどほむ固定じゃん。」

稲葉「百合スキーの悠にはもってこいじゃない。」

悠「よせやい照れちまうだろ。」

紅「悠は幅広いな。あらゆる部位フェチ、年上、同世代、年下、幼子、百合、ホモ、動物、妖怪なんでもござれだし。」

悠「後半は誤解と偏見が入り交じったフィクションが出来上がってたよ?ねぇ?」

紅「そうなのか?」

稲葉「照れてるのよ」

紅「なるほど」

悠「照れれるか!」

稲葉「あら、そう?けどフェチはフェチでしょ。鈴猫さんと会ってまず目がいくのは?」

悠「腹、んで視線をあげていって髪!」

鈴猫「は、腹って…」

美喜「だからへそだしはやめなさいっていったのに。」

稲葉「見せたいのよね。悠に。」

鈴猫「そ、そそんにゃことはないよ!」

紅「悠は?」

悠「見たい。ガンガンにみたい。さわりたい。舐めたい。噛みたい。」

鈴猫「ブッ」

稲葉「クスクス、澪くん、ティシュもらえる?」

澪「はい…」

美喜「見たい。さわりたいはいいとして、舐めたい噛みたいって…ドン引きだわ。」

悠「男の性(さが)だ。ちなみに美喜は抱っこしたい。紅は髪あみたい。澪は頭をなでくりまわしたい。稲葉は足を撫でたい。」

美喜「もう、そこまで言いきるなら大したもんよ…」
紅「んじゃ、みつあみ解くから結ってくれ」

悠「任された!」
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