ー談話ーラスタ・ラブへようこそ~【Ⅰ】5

ーラスタ・ラヴー

悠「チマチマ削ってくるんじゃねーよ!ゴラァァ!」

稲葉「火力バカに付き合う道理はないわよ。弾幕はブレインよ?」

悠「アホか!弾幕はパワーだぜ!っか、ゆうかりん使ってる俺にメディスンってお前鬼か!」

稲葉「優位性を考えただけよ。」

悠「好き勝手に毒撒き散らしやがって!うおぉ!エクスタシー!」

稲葉「はい、ぴちゅん♪」

ともき「仲いいな…お前ら…」

炎銃「うぉす」

美喜「あら久々。」

炎銃「おう。小鳥遊いるか?」

悠「あー?」

炎銃「ちぃーと助けろコラ」

悠「脅迫?お願い?」

炎銃「今やってるゲームが途中でつまってんだよ。」

悠「あー…いいぜ。ボコられたし」

稲葉「くすくす。」

炎銃「ホントは一人でクリアしたかったんだけどなぁ……同じステージばっか5時間も6時間も繰り返してるともうただの苦行僧の気分でなー」

悠「あーわかるわかる。ドロップしねぇから延々とダンジョン潜ったり」

ともき「身体壊すぞ…」

悠「んでなにすりゃいい?」

炎銃「このゲームだ」

悠「また、微妙に古いな…」

炎銃「とりあえず、俺の後ろについてきて背中守れ。」

悠「おぅ」

炎銃「わかってん、だろうけど味方の攻撃でもダメージうけっから…気をつけろよ」

悠「あー」

炎銃「撃つなよ」

悠「わかったよ…怖いよ…」


~一時間後~

ともき「稲葉…ロケランをバカバカ撃つのは止めてくれ…戦車壊れた」

稲葉「あはは、ごめんなさい。つい」

ともき「ついって…」



炎銃「やっぱ二人だとかなり楽いなー」

悠「そっか」

炎銃「この調子なら最高難易度もいけんじゃね?」

悠「調子にのると痛い目みんぞ」

炎銃「っーか、10人のNPCより、ひとりの人間だな…こりゃ」

悠「そりゃ確かにな…」

炎銃「お、新しい武器ゲット……ってグレネードかよ!いらねー!マジいらねー!」

悠「んな事ねーだろ?」

炎銃「いや、もうだって俺の姓に合わねーんだよ。俺的にはロケランかマシンガンタイプのアサルトがいい」

悠「っか、さっきからお前、前出すぎじゃね?そりゃひとりじゃ死ぬわ…」

炎銃「ぁん?」

悠「まー前に出てくれた方が支援しやすいからいいけどよー」

炎銃「じゃあ、問題ねぇだろ。とにかくこの戦法のまま行けるところまでいくぞ。」

悠「うーい」

炎銃「っと、その前にセーブっと、ミッション失敗してもデータ消えるわけじゃねぇしホントは必要ねぇけどなー。」

悠「いんじゃね?っか、ちょっと操作設定変えていいか?」

炎銃「ぁん?」

悠「今だと上押すと上向いて、下押すと下向くだろ。俺は逆のがやり易いんだよ。」

炎銃「それ変じゃね?」

悠「変じゃねーよ…」
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